海外ドラマで上司にしたい理想のキャラクター勝手にランキング

１位：フィル・コールソン『エージェント・オブ・シールド』

理想の上司１位は、マーベルの海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』の長官フィル・コールソン。

コールソンは秘密組織S.H.I.E.L.Dの長官。温和な性格と優しい笑顔、確かな判断力を持つ。ちゃんたまが思うに、これぞ理想の上司ナンバーワン。

コールソンが上司なら、キャプテンアメリカのサインでご機嫌とり

コールソンがトップに立つチームはまるで家族のよう。それもコールソンの愛すべき人柄のおかげ。みんな命をかけて愛する上司を守りたいとさえ思います。

たまーに一人で怪しい機密事項を抱えて、部下たちを不安にさせますが、コールソンにはちゃんと目的があるので、疑ってはいけません。コールソン自身がケッコウな社畜体質なので、命令に背くと穏やかにブチ切れられることがあります。決してどなったりはしない優しい笑顔がまたこわい。

映画『アベンジャーズ』では、アイアンマンやキャプテンアメリカら初期アベンジャーズを結束させる役割をしました。自らの死をもって。(そのあと密かに復活)

コールソンのトリビア：キャプテンアメリカのファン。収集家。上司コールソンの機嫌をとりたければ、ヴィンテージで価値あるものをあげると喜ぶでしょう。キャプテンアメリカのサインとか。

２位：ハーヴィー・スペクター『SUIT』

理想の上司２位は、弁護士系海外ドラマ『SUIT(スーツ)』の敏腕弁護士ハーヴィー・スペクター。

ハーヴィーはニューヨークで活躍する敏腕弁護士。圧倒的なカリスマ性を持つ。オレ様にも見えるけれど、周りに有無を言わさない実力を持つハーヴィーは、誰もが憧れるかっこいい上司ナンバーワン。

ハーヴィーの部下になれるのは選ばれたやつだけ……！

ハーヴィーの部下になれるのはニューヨークでも最高の栄誉ですが、まず部下になるのが大変。簡単には雇ってもらえないでしょう。まずは、直観像記憶(見た数字や資料を一瞬で記憶する神ワザ)は最低限身につけておきましょう。たとえ弁護士資格がなくても、直観像記憶があって、人並みはずれて頭がよければ右腕にしてもらえます。

手段を選ばず、成果を見せる部下がハーヴィーのお気に入り。「何をしたらいいですか？」なんて愚問中の愚問。自分で考えて動けないやつなんかハーヴィー様はいりません。

ハーヴィーは頭脳明晰なだけでなく、ボクシングジムに通い肉体も鍛えています。だから刑務所にも堂々と乗り込んで、凶悪犯罪者とも交渉できるんでしょう。ピンチの時は、部下を助けにきてくれる頼もしい上司です。

ハーヴィーのトリビア：ハーヴィーのオフィスにあるレコードコレクションや絵画に触ってはいけません。感情がなさそうに見えて、意外にも思い出を大切にする人です。

３位：エージェント・メイ『エージェント・オブ・シールド』

理想の上司３位は、またまた海外ドラマ『エージェント・オブ・シールド』よりエージェント・メイ。

エージェント、メリンダ・メイは、S.H.I.E.L.Dの女スパイ。アベンジャーズのロマノフを除けば、S.H.I.E.L.D史上最強の戦闘能力を誇るとか。不器用だけど、確実にチームのメンバー全員を守る彼女は、まちがいなく信頼できる上司です。

姉御エージェント・メイを裏切ったらボッコボコ。

エージェント・メイはあまりコミュニケーション上手ではありません。笑顔を見せてくれることは少しもありませんが、心配しないように。実は情にも厚い姉御肌です。ほかのキャラクターと違い、感情に左右されない彼女の判断はいつも的確。アドバイスも、壮絶な体験談からきたものばかりなので重みがあります。

見こんだ相手には、メイ姐さんじきじきに戦闘トレーニングをしてくれます。これは最高の名誉！こわがってはいけません。

ただし、メイ姐さんを裏切ることだけはぜったいにしないように。もし、あなたが二重スパイならすぐ改心してください。メイを裏切ると、ボッコボコにされます。あなたが身長190cmの巨漢でも、執念深く追ってきて、足を業務用ホッチキスで留められ、喉をつぶされ話せなくなるでしょう。（シーズン２より）

エージェント・メイのトリビア：１位のコールソンと３位のメイは同じ組織のメンバー。二人の信頼関係は厚い。メイはコールソンを守るためにトラウマがある戦闘現場の仕事に戻りました。

４位：スー・シルベスター先生『glee』

理想の上司４位は、ミュージカルドラマ『glee/グリー』のスー先生。

スー先生は、合唱部グリーをあの手この手でぶっつぶそうとするチア部の先生。意地悪で敵役でもあるスー先生を理想の上司ランキングにいれるのは、物議かもしれません。でも、実力はたしかなんです。

スー先生が上司なら、友達はゼロになるが天下をとれる。

チア部を何度も全国大会優勝に導いてきたコーチ、スー先生。勝つための手段は選びません。敵チームの教室を破壊するのはもちろん、自分の生徒を大砲につめて、ぶっ飛ばしたりもします。あなたが部下なら、もちろんスー先生の邪悪なたくらみの手伝いをします。まわりの友達全員を裏切る覚悟が必要です。

そうは言っても、スー先生の実力は確か。チア部はもちろん、グリー部を優勝に導いたのもスー先生。生徒たちはみんな「(グリー部顧問の)シュースター先生のおかげだ」と言っていますが、私ちゃんたまはだまされません！
ドラマをよく見れば、スー先生が貢献しているのは明らか。グリー部が唯一、全国優勝した年だって、スー先生がグリー部に協力した年なのです。

でも、『glee/グリー』の中で理想の上司を選ぶなら、アメフト部のビースト・コーチの方がよかったかもしれません(笑)　彼女は情に熱く、人間的魅力があり、勝負も強い。シュースター先生とスー先生のいいとこ取りみたいなマジでいい先生です。

スー先生のトリビア：実は生徒を愛しています。口は悪いですが、影で善行をつむ気高さもまた魅力です。ただ、とても気まぐれなので、いつ敵になるかは誰にもわかりません。

５位：バーンズ社長『ザ・シンプソンズ』

最後アニメじゃねーか！というのは言いっこなし。

理想の上司５位は、アメリカの長寿アニメ『ザ・シンプソンズ』のモンティ・バーンズ社長

バーンズ社長は、原発で大金を稼いでいる大富豪で社長。典型的な「いじわるな金持ち」じいさん。ドケチなのでお給料も期待できませんが、バーンズの会社で働くメリットはそれでもあります。

バーンズ社長の会社に入れば、死ぬまで終身雇用。

バーンズ社長は、社員の名前もろくに憶えません(主にホーマーのみ)。借金や援助を頼むと、狂犬をはなたれます。

しかし、おじいさんで物忘れもはげしいバーンズ社長がろくでもない社員の名前を忘れるからこそ、ホーマーは、一生クビにならずに済んでいます。ときには「お前はココで死ぬまで奴隷のように働き続けるのだ……」とありがたい終身雇用のお話までくれます。

アメリカでは、終身雇用なんてフツウありえません。みんなが終身雇用権利をかけて競い合う職場だってあるのです。そんな中、ダメ社員をクビにもせず、終身雇用のお話までくれる。こんな寛大な社長はいないでしょう。

バーンズ社長のトリビア：実はホーマーは何度も会社を辞めているし、クビにもなっています。でもやっぱりバーンズ社長は忘れてしまうから、いつでも戻れる(笑)　ホーマーは昼間からバーで飲んでるし、同僚たちも仕事中ドーナツ食べながら話してばかりいる……やっぱり優しいバーンズ社長の会社は、最高の会社ですね！

以上、海外ドラマで『上司にしたいキャラクター勝手にランキング』でした。やってみるとわかるのですが、意外と「いい上司」ってむずかしい。３位まではガチでいい感じなんですけどね……(笑)

今回紹介した海外ドラマ/アニメは『エージェント・オブ・シールド』『SUIT(スーツ)』『glee/グリー』『ザ・シンプソンズ』でした！