ベトナム旅行記4-メコン河クルーズ。ベトナムは新日って本当?-

数年前、ベトナムに行った時に書き溜めしていた日記をそのまま掲載します。本を読むような気分で読んでいただけたら幸いです。

ちゃんたま当時22歳。ベトナムへは父娘旅行でした。今ではTOEICギリギリ800点を誇る私も、当時は英語力ゼロ(大学現役間もないはずなのに)。コミュニケーション手段ゼロでどう旅行したのか?恐怖ですが、日記を読むと、ベトナムでは人に恵まれ様々な出会いがあったようです。

ベトナム・ホーチミン旅行記4

ベンタン市場では、同い年という現地の女性に出会った。旦那の店を切り盛りし子供もいると言っており、ただの娯楽旅行をしている自分との差を感じた。
メコン河クルーズツアーにも参加し、そこでも出会いがあったので書いておこう。
ツアーガイド、ドゥクさんは上手な日本語とユーモアで楽しませてくれた。ドゥクさんは圧倒的な日本好き。「日本に行けたらそのまま死んでもいい!」とまで言っていた。それくらい日本は憧れの場所なんだそうだ。私と父はベトナムの自由さに魅力を感じていたが、日本をそんな風に言ってくれるのは素直に嬉しい。帰ったら、もっと誇りを持って生活したいと思った。
ドゥクさんガイドのツアー中に、日本人とも出会えた。異国の地で日本人と出会うと妙な安心感と連帯感を覚えてしまう。大阪から来たという2、3歳年下の男子大生二人と話した。私は八月末のこの時期に「卒業旅行なの?」とずれた質問をし、メコン川の露店で買ったハンモックを見せたような気がする。メコン川では昼寝に必須のアイテムのようだが、日本人でハンモックなんて買っている人は私しかいなかった。 私は完全に「関東の変なお姉さん」と化した。ところで、ベトナムも日本と同じように縦に長い地形を持ち、南北で多少気質や文化の違いがあるらしい。ホーチミンが日本でいうところの大阪で、首都のハノイが東京といったところ。ベトナムではホーチミンの方が栄えている。ガイドのドゥクさんは南部出身。ツアー中、「北部の人は変だ」とユーモアを交えて毒づいていた(笑) 私が大阪から来た大学生にそう言われていないといいなと願う。ツアーにはご年配の方が多いので、個人的には同年代と話せて楽しかった。

おすすめメコン河クルーズ ©たまランド

こうして振り返ると旅の思い出が蘇る。
景色の写真を見て街の雰囲気や匂いを思い出せるのと同じように、人を思い出すと自分がその時感じていた事、学んだ事を改めて思い出せる。ベトナムでの出会いに関して言えば、確かにネットの口コミやガイドにあるようなぼったくりはよくある。水で90円多くとられる程度なら笑い話だが、悪質な盗難や詐欺には注意すべきだろう。それを踏まえた上で、「基本的にベトナムは親日的だ」とよく言われるのも、やはり事実だ。「親日的」という言葉にはベトナム戦争等の歴史的背景が絡んでいるようだが、これはそういうことはなく、実際に私が感じたことだ。ベトナム人はおしゃべり好きで日本人の話を聞くのも好きなようだった。ホテルのフロントが「これからどこに行くんですか?」と真顔で聞くので事務的に必要があるのかと思い真面目に受け答えしていたら、しばらくしてただの世間話だということが分かった。タクシーの運転手さんやスパの受付の人も「ここがおすすめ」と盛んに勧めて営業をかけてくると思ったら、そのうち「ゴルファーのマルヤマに似てるって言われたんだ」とか何の下心もない話に移行していつまでも終らなかったりする。中央郵便局の売店でバッグを買う際に迷い、試しに「あなたはどっちの色が好き?」と聞いたら、無表情だった販売員の女の子がパッと笑顔になり「あたしはこっちが好き!」と見振り手振りで一生懸命伝えてくれた。日本でこんなに分かりやすいアパレル店員さんはいないだろう。
良い人もいれば悪い人もいるのは世界各国一緒。こちらが好意を示せば、好意を返してくれることの方が多い。
基本的に、私が出会ったベトナムの方たちはフレンドリーで親切な人たちばかりだった。

2020年4月21日旅行記

Posted by ちゃんたま