映画「ブラックウィドウ」がついに公開。今日はナターシャ・ロマノフについておさらいします!映画を見る前に知っておきたい原作・マーベルコミックも紹介しちゃうよ。
ブラックウィドウことナターシャ・ロマノフの凄さ
まず、ブラックウィドウことナターシャ・ロマノフについておさらい。
ナターシャロマノフの仕事
- アベンジャーズを管理する国家組織S.H.I.E.L.Dのエージェント
- 至上最強のスパイ
- アベンジャーズの初期メンバー6人のうちの1人
マーベルのドラマ『エージェント・オブ・シールド』というS.H.I.E.L.Dが主役のドラマでは「メイ」という名の最強女性戦士が出てくるが、「見習い時代、彼女より有能だったのはナターシャ・ロマノフだけだった」と語られた。
アベンジャーズはS.H.I.E.L.Dが管理している特殊部隊だが、必要な時に集結するだけで、基本的にはそれぞれ別々の活動や仕事をしている。
しかし、ロマノフとホークアイだけは、「S.H.I.E.L.Dに所属しているスパイ」である。
超能力ゼロ・武器ゼロ!? ロマノフの能力
ナターシャ・ロマノフの凄すぎる能力
- 特殊能力:ゼロ、生身の人間の女性
- 戦闘能力:S.H.I.E.L.D至上最強。スーパーヒーローと互角に戦える
- 特技1:身軽な体を駆使した戦闘スタイル
- 特技2:相手の弱みを引き出す心理術。美貌も活用。
アイアンマンやハルクと同様に敵と戦うロマノフだが、なんと特殊能力はゼロ。身軽な体を駆使した戦闘能力の高さだけが武器。
相手の弱みを引き出す心理戦も得意で、映画『アベンジャーズ』では心理術が得意なロキすら負かしたことがある。
ホークアイとロマノフは超能力なし
アベンジャーズの中で特殊能力がないもう一人と言えば、ホークアイ。ロマノフとは昔からの親友。ホークアイの武器は弓矢のみ。
「俺の武器は弓矢。笑えるだろ?」
映画『アベンジャー/エイジオブウルトロン』より
映画『ブラックウィドウ』の原作コミックとは?
ブラックウィドウの過去は、原作マーベルコミックの設定が関係してくる!!
『Tales of Suspense #52』1964年
ブラックウィドウがコミックデビューしたのは、1964年。
『Tales of Suspense #52』の中で、なんと、アイアンマンの敵キャラとして初登場した。
ブラックウィドウ・プログラムとは?
ブラックウィドウは、KGBの“ブラック・ウィドウ・プログラム”で育った。
KGBの“ブラック・ウィドウ・プログラム”とは
- 「KGB」=旧ソ連の諜報機関
- スパイ養成のプログラム
ブラックウィドウ・プログラムの内容
- スパイの訓練生たちは「レッドルーム」という施設で訓練を受ける。
- 訓練が終わると、スパイには“ブラックウィドウ”というコードネームが与えられる。
- “ブラックウィドウ”たちには偽の記憶が植えつけられる
➡︎ロマノフには、バレリーナの記憶が植え付けられた。 - 卒業前に、不妊手術が施される
(映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で語られた)
項目だけで戦慄もののプログラムです……。
“ブラックウィドウ”は一人ではない!?
さて、みなさんお気づきでしょうか?この設定だと、“ブラック・ウィドウ”は一人ではありません。ロマノフ以外にもブラックウィドウの名を持つスパイたちが存在するはず……。
映画「ブラックウィドウ」では、レッドルームで育てられたスパイ“ウィドウズ”がナターシャ・ロマノフの敵として登場するという噂!
また予告編で明らかにされている登場人物は、ロマノフの妹、エレーナ。彼女もロマノフと同様のスパイである。
ロキが明かしたナターシャロマノフの過去
ロマノフの過去キーワード3つ
これまでの映画で、ロマノフの過去に関するヒントを探してみました。映画『アベンジャーズ』第1作目で、ロキがロマノフに関する単語を3つ挙げました。
「ドレイコフの娘」「サンパウロ」「病院の火災」
キーワードを聞いたロマノフが凍りついていたため、これらがロマノフの過去に関するものであることは明らかである。
また、ロマノフは自分の過去を恥じていて、だからこそ、S.H.I.E.L.Dで働き、平和に貢献していると見られる。捨て身の戦闘も彼女のそうした過去に関係するだろう。
映画でこの3つのキーワードの伏線を拾うのか? 見ものである。