“世界一地味なプリンセス”メリダはなぜ人気が出ない?その魅力を全力解説

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今回の記事を担当するのはちゃんたまだよ!

今回は、ちょっと“地味”と言われがちなディズニープリンセス、メリダについて深掘りしてみようと思います。
彼女が主役の映画『メリダとおそろしの森』は、恋愛ではなく「家族」と「自立」がテーマ。ちょっと異色だけど、そこが実は一番の魅力なのかもしれません!

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『メリダとおそろしの森』とは?恋愛抜きのプリンセス物語

出典:ディズニー公式 https://www.disney.co.jp/fc/princess/character/merida

2012年に公開されたディズニー/ピクサー作品『メリダとおそろしの森』は、スコットランドの王国を舞台にした冒険ファンタジー。主人公のメリダは、弓の名手で、自由と自分の意志を何よりも大切にするプリンセスなんです。

他のディズニープリンセスたちが恋愛や王子との出会いを中心にしているのに対し、メリダの物語は母娘の絆自分自身との向き合いが中心。ここがまず大きな特徴だよね。

メリダ誕生の裏側にある“母と娘”への想い

この映画を語るうえで欠かせないのが、監督のブレンダ・チャップマンさんの存在。彼女自身が「母親と娘の関係性」をテーマにしたストーリーを作りたいと考え、メリダというキャラクターが生まれました。

当初は女性監督として初めてピクサー長編のメガホンを取ったことでも話題になったんだけど、途中で降板してしまったこともあって制作はちょっと紆余曲折があったんです。それでも最終的にアカデミー賞を受賞したこの作品には、しっかりと母娘の愛と成長というメッセージが刻まれています。

地味?いや、リアルな魅力!メリダというキャラクターの魅力

「メリダ=地味」というイメージが先行しがちなのは、彼女が他のプリンセスに比べてドレス姿も少なめで、恋愛シーンもゼロだからかも。でもその“地味さ”の裏には、とてもリアルな人間らしさがあると思うんです。

  • 弓を構える姿はかっこいいし、
  • 王族でありながら野山を駆け回る自由奔放さも魅力的、
  • 親に反発するティーンエイジャーらしさにも共感しやすい。

特に、自分の運命は自分で決めたいという強い意志は、現代を生きる私たちにもグッとくるメッセージだと思いませんか?

スコットランドの風景が物語を一層引き立てる

ファンタジーなきのこの家

この映画のもうひとつの魅力が、スコットランドの幻想的な風景描写です。霧が立ちこめる森、神秘的な石のサークル、モノのけのようなウィル・オ・ザ・ウィスプ(鬼火)など、リアルな自然描写が物語に説得力を与えています。

見ていると、まるで絵画の中に入り込んだような感覚になるよ。ここもまた、『メリダとおそろしの森』が多くの人に「映像美がすごい!」と評価される理由のひとつです。

他のプリンセスと何が違う?“恋愛ゼロ”のディズニープリンセス像

例えば…

  • 『白雪姫』や『シンデレラ』は王子様との恋が軸
  • 『アリエル』や『ラプンツェル』も恋愛が強いモチーフ
  • でも『メリダ』は完全に家族と自己成長

この違いが、良くも悪くも「異色のプリンセス」として語られる理由なんです。

特にメリダは、母親との関係を深めていくなかで「自分のわがまま」を見つめ直し、他者と向き合うことの大切さを学びます。そういう意味では、むしろ一番リアルで成長する姿が描かれたプリンセスとも言えるかもしれません。

なぜ“地味”と言われるのか?その理由を考察

「地味」と言われてしまう理由をあえて挙げてみると…

  • 見た目が派手じゃない(真っ赤な髪以外は地味系)
  • 衣装がシンプル(ドレスの煌びやかさがない)
  • 恋愛がないから盛り上がりに欠けると感じる人も
  • コミカルなサイドキャラが少ない

でも、逆に考えればそれは“リアルさ”や“奥深さ”の裏返し。SNSでも「地味だけど好き」「共感できるプリンセス」といった声も多く、ちゃんとファンがいるんです。

メリダから学べるメッセージと教訓

『メリダとおそろしの森』が伝えてくれるのは、こんなメッセージ。

  • 自分の人生は自分で選ぶべき
  • 親との関係は“歩み寄り”が大切
  • 本当の強さとは、自分を見つめる勇気

特に母親がクマに変身してしまうシーンは印象的で、“親との衝突”がときに取り返しのつかない溝を生んでしまうこと、でもそこに気づいて乗り越えられた時に絆はもっと深まるという教訓も込められているように感じました。

ちゃんたま的・メリダ推しポイント

私が初めて『メリダとおそろしの森』を観たとき、「あれ、なんか地味?」って思ったのは正直なところ。でも、観終わった後には…

「え、メリダってめっちゃカッコよくない!?
もっと評価されてもいいのに!」

って思ったんです。

だって彼女、どこまでも自分に正直で、でもちゃんと後悔もして、ちゃんと謝れる。そんな姿がすごく好感持てたし、「こういう強さって大事だよね…!」って考えさせられたよ。

まとめ:メリダは“異色”じゃなくて“新時代の象徴”!

いかがでしたか?

『メリダとおそろしの森』の主人公・メリダは、恋愛に頼らないプリンセス。自由、自立、親子の絆――そんなテーマを通して、これまでの“お姫様像”に一石を投じた存在です。

「地味」なんて言われることもあるけれど、その分、深いメッセージと共感ポイントがいっぱい詰まったキャラクターなんですよ。

もしまだ観たことがない人は、ぜひこの機会に『メリダとおそろしの森』をチェックしてみてください!
観るたびに新しい気づきがあるかもしれませんよ♪

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