グリーのシュー先生から亡くなった生徒サンタナへ追悼全文
2020年、33歳の若さで亡くなった『glee/グリー』の女優ナヤ・リヴェラ。これでグリーキャストの死亡者がなんと3人となってしまいました。1人めはフィン役のコーリー・モンテス。2人めはパック役のマーク・サリング。そして、今回サンタナ・ロペス役のナヤ・リヴェラが事故死してしまいました。学生役で大ブレイクしたためまだ若かった俳優たちの死……シュー先生(ウィル・シュースター)も悲しんでいるでしょう。
今回は、シュー先生役、マシュー・モリソンの追悼文を紹介します。
※日本語訳は意訳したところや要約したところもあります。オリジナルな解釈なので無断転載はしないで下さいね。リンクやシェアはもちろんOKです。
ナヤ・リヴェラへ、マシュー・モリソンの追悼文和訳
「ナヤはプライベートでも仕事でも力強い人だった。グリーキャストの多くが自分の声を探している中、ナヤの声はクリアで断固たるものだった。彼女が話せば、みんなが最後の一言まで耳を傾ける。彼女が歌えば、みんな彼女の魂に入ってしまう。グリーは彼女にとって人生のほんの一部分だけど、ぼくたちはそれに立ち会えて幸運だった。
でも、ナヤがひときわ輝いていたのは、素晴らしい家族といた時だろう。ぼくたちは近年、人の親になるという情熱を共有していた。彼女は母親業に熱心で、息子ジョージーを心から愛していた。そのパワフルな愛があるから、彼女のストーリーはここでは終わらない。彼女の美しい魂がこれからも多くの人生にポジティブな影響を与えると確信している。
ぼくはこの莫大な喪失に打ちのめされた。今週は希望を祈り続けていた。それでも、彼女と家族の気持ちは計り知れないものだ。
安らかに眠ってくれ。これからも君の明るい輝きでぼくたちを照らして下さい。」ーシュー先生役、マシュー・モリソンのインスタグラムより
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Naya was a such a powerful force, in both her personal life and in her work. While so many of us were trying to find our voice, Naya’s was clear and resolute. When she spoke, you would embrace every last word. And when she sang, she would let you into her soul. Glee acted as only a snippet of her life that we all, thankfully, had the honor of witnessing. But Naya would shine brightest when surrounded by her wonderful family. A common passion we both shared recently was that of our roles as parents. Naya was fervent about motherhood and had a steadfast love for Josey. It is that powerful love that ensures us that her story does not end here. I’m confident that her positive influence will be continuously felt, and that her beautiful spirit will carry on in the lives of so many. I’m devastated by this immense loss. This week has been long and trying with much praying and hope. I find some solace in closure, but the pain I feel for her and her family cannot be measured. Rest in peace, keep shining down on us with your bright light.
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みんなを導いたシュー先生から見たサンタナは“強い光”
自分よりも若い共演者たちの相次ぐ死に、先生キャストたちは深く心を痛めていることでしょう。
実は個人的にドラマでのシュー先生は好きではなかったのですが、この追悼文を翻訳していたら涙が出てきました。先生として客観的に生徒たちキャストを見守っていたマシューモリソンの言葉には重みがありました。グリーでティナ役を演じたジェナ・アシュコウィッツも同じことを書いていましたが、シュー先生から見ても、ナヤ・リヴェラは「光」のような人物だったようです。