東京ディズニーランド開園当初の消えたアトラクション10選

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東京ディズニーランドの消えたアトラクション10選|古き良き時代へのノスタルジー

ムファたま
ムファたま
今回の記事を担当するのはディズニーの懐古厨・ムファたまである。
東京ディズニーランドが開園したのは1983年。以来、40年以上の歴史の中で数々のアトラクションが登場し、そして静かに姿を消していった。 これらのアトラクションには、それぞれの時代を彩った夢や技術、そして何よりもゲスト一人ひとりの思い出が詰まっていた。 今回は、そんな「なつかしさ」と「ノスタルジー」に満ちたアトラクションたちを、静かに語り継いでいきたい。

■ミッキーマウス・レビュー(〜2009年)

昔のディズニーのガイドブック|なつかしいミッキーマウスレビュー アメリカのウォルト・ディズニー・ワールドから“寄贈”という形で日本にやってきたこのアトラクションは、ミッキーを中心としたディズニーキャラクターによる音楽演奏ショーだった。 老朽化が進んでいたことは確かだが、その存在はまさに文化財であった。幼き日々、初めて目にしたアニマトロニクスのミッキーたちの演奏は、今でも忘れがたい。

■スカイウェイ(〜1998年)

ファンタジーランドとトゥモローランドを結んでいた空中ロープウェイ。5色のゴンドラが静かにパークの空を渡る光景は、今では想像しがたい。 今のハニーハントやショーベース辺りを行き来する短い区間ではあったが、あののどかな景色は今も脳裏に焼きついている。

■ミート・ザ・ワールド(〜2002年)

ディズニーランドアトラクション「ミートザワールド」 日本の歴史を、映像とオーディオアニマトロニクスで紹介するアトラクション。 Eチケットの中でも最も手軽に楽しめる存在で、家族連れにとっては定番だった。 アメリカには「大統領のホール」があるのだから、日本にもこうした文化的なアトラクションは残してほしかったと思う。

■ミクロアドベンチャー!(〜2010年)

ディズニー映画『ミクロキッズ』 映画『ミクロキッズ』をテーマにした4Dシアター。犬のくしゃみの水しぶきやネズミの足元感覚など、当時としては最先端の体験ができた。 大人も子どもも楽しめる内容で、特にザリンスキー博士のドタバタには笑わせてもらったものだ。

■キャプテンEO(1987〜1996・2010〜2014)

マイケル・ジャクソン主演のSFミュージカルシアター。 初代3D体験としての衝撃は大きく、3Dメガネのワクワク感は格別だった。 マイケルの死をきっかけに一時的に復活したが、結局数年で閉鎖。 個人的には、復活後にまたミクロアドベンチャーへ戻すという選択肢もあったのではないかと思っている。

■ビジョナリアム(〜2002年)

タイムトラベルをテーマにしたシアター型アトラクション。 ジュール・ヴェルヌとH・G・ウェルズが登場し、未来と過去を行き来する壮大なスケールは、まさに“元祖ソアリン”。 ミート・ザ・ワールドと並んで、我が家の定番だった。

■シンデレラ城ミステリーツアー(〜2006年)

東京ディズニーランド 勇者のメダルを求め、子どもたちは地下迷宮へと挑んだ。選ばれし者だけがヴィランズと戦い、メダルを得る。 この設定は今思い出しても胸が高鳴る。 閉鎖後はプリンセスの館に変わってしまったが、あの暗くてワクワクするツアーは唯一無二だった。

■グランドサーキット・レースウェイ(〜2017年)

全長700mのゴーカートコース。特に夜になると空いており、ライトアップされた中を走る時間は、他のどのアトラクションにも代えがたい。 トゥモローランドの夜の定番だった。

■スタージェット(〜2017年)

トゥモローランドのランドマークともいえる存在だった。高所からの景色を楽しむアトラクションで、乗らなくとも視界に入ることで未来感を演出していた。 レースウェイと並んで、トゥモローランドの風景の記憶に刻まれている。

■バズ・ライトイヤーのアストロブラスター(〜2024年予定)

まさかこのアトラクションが終了するとは思ってもみなかった。 オープン当初、自身がキャストとして関わっていたこともあり、思い入れはひとしお。 これにより、東京ディズニーランドからトイ・ストーリーのアトラクションが姿を消す。 ランドこそ、バズの舞台であったはずなのに。
時代とともにパークは進化を続けている。 しかし、かつてのアトラクションが残してくれた思い出の数々は、今でも心に生き続けているのだ。 忘れがたい「古き良き時代」の記憶として、これからも語り継いでいきたい。
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