ディズニー旧アトラクション・ミートザワールドの魅力を語り尽くす

ディズニーのクローズアトラクション、ミートザ・ワールドの魅力

前回 ディズニー ミート・ザ・ワールド|歌詞に込められた想いとは? で曲について語りましたが足りなかったので。今回は続編として、ミート・ザ・ワールドの魅力を語りたいと思います。

ちゃんたま個人の考えですが、ミートザワールドは東京ディズニーリゾートの中で最もクローズして欲しくなかった旧アトラクションのうちの一つです。ミートザワールドを潰すべきでなかった理由、その魅力とは? 最後にアトラクションがくれた思い出も少し。

東京ディズニーランドの旧アトラクション「ミート・ザ・ワールド」とは

ミートザワールド
ミート・ザ・ワールドは1983年から2002年まで運営されていた東京ディズニーランドのトゥモローランドのアトラクション。日本の歴史をめぐる劇場型のアトラクションで、観客は席に座ったまま異なる4つの劇場を体感できました。劇場ごと移動する装置も印象的だった。跡地は、現在「モンスターズインク"ライド&ゴーシーク!"」になっています。

なぜ旧アトラクション ミート・ザ・ワールドを残すべきだったか

【理由1:想い】当時のアメリカディズニーが東京ディズニーランドへかけた想いを大切に

東京ディズニーランドはウォルトディズニー社の運営ではなく、オリエンタルランドのフランチャイズ運営です。アトラクションもパレードもキャラクターも曲も、オリジナルはアメリカにあるウォルトディズニー社からやってきます。アトラクションを潰す決断をどちらがしているかは定かではないですが、当時のアメリカが「東京ディズニーランドのために」ミート・ザ・ワールドを作ったのは確か。曲は、チキルームやあのイッツ・ア・スモールワールドの作曲も手掛けたシャーマンブラザーズの作曲です。

【理由2:オリジナル感】東京ディズニーリゾートに「日本らしい」アトラクションを

今の東京ディズニーリゾートに、日本らしさを感じられるアトラクションはあるでしょうか? 年々、人気キャラクターや最新技術を駆使した"流行る"アトラクションだけになってきています。それはそれでいいのですが、日本はアメリカ本場のように領土も広くできないし、新しさだけなら香港や上海ディズニーの方がパーク自体が新しいです。一方で、パリのディズニーはパリらしさを前面に打ち出していてお洒落な感じ。カリフォルニアのディズニーランドはカリフォルニアが舞台の『カーズ』エリアに気合いが入ってる。日本を舞台にしたディズニー映画が少ないっていうのもありますが、もったいない気がします。

【理由3:世界観】プロジェクションマッピングよりもオーディオアニマトロニクスの方がいい

これは完全にちゃんたまの個人的意見ですが。プロジェクションマッピング濫用はもう飽きました(笑) 3DCG、プロジョクションはやはり映像であって、本物さが感じられません。実態があるオーディオアニマトロニクスの方がよほどリアルに感じられる。ホーンテッドマンション、カリブ、カントリーベアはもう何百回見てるのにいつでもまた行きたくなるじゃないですか!

私たちはただ本物っぽいものを見に行っているわけじゃなくて、ディズニーランドにだけ存在する世界に入りに行っているのです。

心に残ったアトラクション ミート・ザ・ワールドの思い出を振り返る

ミートザワールドには上にあげた「想い」「オリジナル感」「世界観」という3つの価値がありました。

今でもわからない仕掛けにも溢れていました。座ったまま動く劇場型の装置、オーディオアニマトロニクスが映像とシフトしていて、違和感ない形でスクリーンになったり本物(オーディオアニマトロニクス)になったり……ワクワクしました。

前回の記事で紹介したアトラクションソングも、安心するメロディで大好きでした。

確かに古臭くなってしまっていたけど……
一つくらい、日本の歴史を学ぶ真面目なアトラクションがあったっていいじゃない。
一つくらい、古くなってもみんなが大切に思うアトラクションがあったっていいじゃない。
一つくらい、外国人観光客に「日本クールでしょ」と誇れるオリジナルのアトラクションがあったっていいじゃない。

懐古厨と言われるのはわかっていますが(笑)、どうしても惜しまれるアトラクションです。
日本のディズニーテーマパークとして、残す価値のあるアトラクションだったと思います。

ミート・ザ・ワールドについてネットの反応

https://twitter.com/amamiya_666/status/1244398738883219456?s=20

 

同感です!今度ビジョナリアムについてもこの場でたっぷり語りたいちゃんたまです。

ちゃんたまミート・ザ・ワールドの思い出

ちゃんたまは小さい頃、家族でディズニーランドにいくと、最後に必ずミート・ザ・ワールドに行っていました。当時の東京ディズニーランドはパスポートではなく、入園券とアトラクションチケットに分かれていて、チケットにはA〜Eまでランクがありました。幼少期の記憶ですが、人気の高いアトラクションがAだったと思います。ミート・ザ・ワールドは確かEチケット。家族のお財布にも優しいアトラクションだったのです。

うちの家族は今でもミート・ザ・ワールドの話が出ます。「門は少しずつ開いていたの」「ですから福沢さん」「でも、もう終わったのよ」などミート・ザ・ワールドセリフごっこがあります(マイナー笑)

思い出と夢を与えてくれたアトラクション、ミート・ザ・ワールドが少しでも多くの人の心に残り続けますように。

 

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ちゃんたま

それでは、Have a Meet the World!

この他にもディズニーテーマパークのトリビアを書いているのでよかったらまた読んでね!