ディズニープラスにファンが本当に求めていたもの

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ディズニープラスを再開したけど、観たい作品が見当たらない…ディズニーのワクワク感はどこへ行ってしまったのか・・・。

私は初期のディズニーデラックスが開始した時からずっとディズニープラスに入り続けていたディズニーアニメオタクである。ディズニーが大好きで短編含め全ての作品を見ているし、マーベルやスターウォーズも好きだ。

しかし、ちょっと他の動画配信に浮気したので、初めて休会をし、再開してみた。そろそろ観たい作品がまた増えたかなと思ったからだ。

しかし、再開後、観たい作品がないことに気づいてしまった。

数ヵ月後の感動の再会にもかかわらず、ディズニー作品がいっこうに増えていなかったのだ…。

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Apple Storeの口コミを見たら同じ思いを抱えた人たちがいた

わけあって休会していたディズニープラスを再開。アプリのアップデートが必要だったため、AppleStoreに行ったところ、こんな書き込みが。

“STARチャンネルが加わったけど値上げされた…ディズニーだけでもよかったのに”
“ディズニーなのに日本のドラマやアニメでホーム画面が埋め尽くされてる”
“ディズニー作品のメイキングは減ったのに日本の作品やディズニーでない洋画が増えて値上がり”
“ディズニーアニメにすぐたどりつけなくなった”
(※書き込みの要約です)

それ!!!!!!

懐古厨でスマン
懐古厨でスマン

私はこれらの意見に激しく共感してしまった…。

私はずっと入り続けていたからこの違和感に数年気づけなかったけど、そう、変化は数年前から始まっていた。ディズニープラスなのにディズニー色がすっかりなくなってきている。

「ディズニープラス」なのにディズニー色が減った

ディズニープラスは、ディズニーが売りだったはずだ。

ホーム画面を開けば、昔ビデオがすり切れるほど見たクラシックの長編アニメーション、ピクサー作品に溢れていた。まるで自分のDVDコレクションがそのままホーム画面になったようで、ワクワクしたものだ。

しかし、今は、ホーム画面になじみのある作品たちの姿はない。

ホーム画面が日本と韓国作品だらけ・・・

2024年12月現在、ホーム画面を開くと、ブランドロゴ直下の最上部には「韓国作品オンパレード」のカテゴリが…。

最近のディズニープラスのホーム画面
様子がおかしい…

ホーム画面の醸し出してるイメージがもう「ディズニー」とはかけ離れている。

そのあとは「最近追加された作品」、そして「視聴履歴」「あなたへおすすめ」など個人の好みに基づいたカテゴリが出てきたが、そのあとはまたすぐに「国内実写作品」が出てきた。

なぜ…。私が好きなディズニーはどこにいった。ここはどこなのか。迷子である。

夢の世界はどこへ!!!?

私はディズニープラスで漢字だらけの世界に迷い込んでしまった。

美女と野獣にたどり着くために何アクション必要?

例えば、私が好きなアニメバージョンの『美女と野獣』。これにたどり着くには?

(※ディズニーオタクが早口でブツブツ言っています)まず、ホーム画面にはない。そこで、ホーム画面から「Disney」のブランドロゴを選択。縦スクロールして「ウォルトディズニーアニメーション」までたどりつく。そこを横スクロールすると「ポカホンタス」や「アラジン」などかつての名作たちが出てきた。きっとここだろう。ディズニーアニメ黄金期の作品群だもの。しかし数に限りがあるのか『美女と野獣』は出てこない。もう一度縦スクロールして「90年代」カテゴリを見つけた。ここかもしれない。美女と野獣は90年代を代表するアニメだからね!また横スクロールすると90年代の名作が出てきたが…。『美女と野獣』は出てこない。このカテゴリにはドラマやテレビアニメも含まれているためさっきよりも遠ざかっている。ブツブツ…


結局「美女と野獣」にはたどりつけなかった。

最終的にポチポチと検索。

もちろん、最初から検索すれば、1手でたどり着く。

私は意地悪をしたわけではない。

むしろ有名だから見つかるだろうと思って『美女と野獣』にしたのである。ディズニーの代表的作品ではないのか。

懐古厨でスマン
懐古厨でスマン

私が古いだけなのか…。

ディズニーのマイナー作品や新作ばかりで「美女と野獣」にたどり着けないというなら構わない、むしろウェルカムなのだが、そうではない。

もう、この不満をいっきに書いてしまおうと思う。

大好きなディズニーさんごめんなさい。でもアプリストアの口コミを見る限り、私以外にも同じ思いを抱いている人たちがいるはずだ。

届けこの想い…!

ディズニープラスに韓国作品は求めてない

韓国作品を否定しているわけではない。私の友人にも韓流好きは大勢います…でも、その子たちはNetFlixやその他の韓国に強い動画配信に加入していたと思う。ディズニープラスには入っていない。

ディズニープラスに入ろうと思う人は、前提としてディズニーやマーベルなどの洋画好きな人が多い。韓国作品を求めているだろうか?

私は求めていない。申し訳ないけど、全然興味ない。

同じくして韓流ファンの友人もディズニーにはあまり興味がない。つまり好みが違うのだ。

動画配信競争で、ディズニーは韓国ファン層を取り込みたいのだろうか? 

そんな大人の事情が頭をよぎる。

国内アニメやドラマも求めていない 

同じ理由で、日本のアニメ作品やドラマも私は求めていない。

むしろ、小さい頃から、国内作品が好きではなかったから、ディズニーやハリウッド映画を好きになったのだ。

日本のアニメがその後世界から大称賛されているのは知ってるが、好きなら最初から見ている。だって日本人だもの。

でも、日本コンテンツが好きな外国人が多いのと同じように、海外コンテンツの好きな日本人だっている。その人たちはディズニーやハリウッド映画に「非日常」を求めてきたのだ。

マーベルやスターウォーズは目玉コンテンツ

一方で、マーベルやスターウォーズは大歓迎である。

この2つは、あとからディズニーに加わった。初期のディズニーデラックス開始時にマーベルはあったか?覚えていないが、スターウォーズは確実にもうディズニーの仲間だったと思う。マーベルも大歓迎だった。

なぜなら、この2つのブランドは世界観が近いからだ。ディズニーに加わったというニュースを聞いた時も全く違和感がなかった。

マーベルのMCUを制覇したくてディズニープラスに入る人は多い。スターウォーズも今からでも制覇したい人はいる。これらはディズニープラスに入らないと見られない目玉コンテンツである。結構なボリュームもあるので、ディズニープラスにこのために入る価値は十分にあると思う。

シンプソンズも大歓迎

これは完全に個人の感想だが、ザ・シンプソンズも大好きである。なのでFOXが買収された時は上2つと違い、ちょっと「え? あのFOX?」と驚いたものの、うれしくもあった。

ザ・シンプソンズを日本で見る方法がそれまでなかったからだ。シンプソンズがあるならどこかの動画配信サイトに入ろうと思っていたから、それがディズニープラスだった時はガッツポーズした。

FOX作品はディズニー好きな人にも刺さる

FOXとは、20世紀スタジオフォックスである。洋画好きな人は、「20」のそびえ立つロゴを見てテンションが上がる人も多いだろう。

FOX作品はディズニープラスに加わってよかったと思う。

ディズニー好きに刺さりそうな映画が結構あるからだ。ちょっと挙げてみよう。

  • アバター
  • ホームアローン(大好き)
  • 猿の惑星
  • タイタニック
  • キングスマン
  • フリーガイ
  • ナイト・ミュージアム
  • グレイテスト・ショーマン
  • プレデター
  • オリエント急行殺人事件
  • ガーフィールド
  • ムーランルージュ
  • プラダを着た悪魔

などなど。先ほど挙げた「ザ・シンプソンズ」などのテレビシリーズもある。ディズニーが好きな人はハリウッド大作やファンタジー映画が好きな傾向にある。

・・・と、私は勝手に思っている。

ホラーやサスペンスなども豊富なので「ディズニーを見せたい子供にはちょっと」という人もいるかもしれないが、まあこのくらいはディズニー映画以外のバリエーションとしてあってもいいかなと思った。コメディやファミリー映画も増えたからね。

ナショジオもあっていい

ナショナルジオグラフィックもディズニープラスのブランドに入っている。

ドキュメンタリーのチャンネルだ。渋いと言えば渋いが、これはディズニープラスに必要だと思う。

なぜなら、ウォルトディズニーは昔から動物モノのドキュメンタリーを好んで作ってきた。元々、教育コンテンツへの興味が強かった。ディズニーランドのジャングルクルーズなどは、ウォルトのそういう思いからできたアトラクションである。

だから、ナショジオがディズニープラスにあるのは、とてもいいと思う。

STARチャンネルが悪かったのか…?

こうやって挙げていくと、私は、ディズニー以外のブランドも親和性のあるものなら歓迎し、興味も持っていた。だからこそ、初期からずっとディズニープラスに入り続けていたのだ。

それがなぜ今になって、ぬぐえない違和感があるのか…。

近年に加わったスターチャンネルのブランドだろうか?

これは「glee」や「THIS IS US」など海外ドラマが増えるから最初は歓迎していた。コンテンツが増えて文句言うこともないと思ったし。

でも、日本のアニメや韓国作品を大量に運んできたのもスターチャンネルなのかもしれない・・・。

あの頃からディズニープラスのホーム画面の様子が変わってしまったのだ。

自分の強みを間違うなディズニープラス!

決して、スターチャンネルの持っているコンテンツが悪いわけではない。バリエーション豊富なブランドが加わるのはいいことだ。興味あるコンテンツも中にはある。

極論、ディズニープラスに、日本のアニメや韓国作品が増えるのも別にいい。ただ、「推してくるな」と言いたい。 

これが目玉ですと言わんばかりに韓国作品や国内作品でディズニープラスのホーム画面を埋め尽くすのは違うだろう。

『美女と野獣』が検索しないと見つからないのに、韓国作品にはボタン1つで飛べるからいけないのだ。逆なら共存していても別に問題はない。

ディズニーのオリジナル作品を増やしてほしい

値上げに不満はあがっているが、見たいコンテンツが増えたなら私は払う。「見たいコンテンツが増えたなら」ね。多分みんなもそれが言いたいのだ。

最初の口コミにもあったが、韓国作品は増えたのに、ディズニーのメイキングなどは減ったように思う。だから、再開しても新しく観たい作品が全く増えていないってことになったのだ。

正直、ディズニー作品でもまだ加わっていないものがたくさんある。

『南部の唄』、ミッキーのテレビアニメ『ハウス・オブ・マウス』。社会問題(南部の唄はポリコレ問題でもう見られないらしい)や権利等 色々な問題もあるのでしょうがぜひ強気な姿勢で…。

他にも白雪姫や美女と野獣の特典DVDについていたようなメイキング、海外のディズニーテーマパーク特番なども見たい。

ディズニー作品でもトイストーリー4の「フォーキー」のミニアニメなんていらないのです…。(急に個別キャラクター攻撃するオタク)

ディズニーと親和性のない作品ばかりを全面に出すなんて…自分の世界観にもっと自信持ってくださいよディズニープラスさん!!!!!!

どうか、もう少し自分の強みを全面に押し出して、ストロングに動画配信競争を戦ってほしい。

言いたかったことはそれだけです。大好きなディズニーさんごめんなさい。

ライオンキング
ライオンキング

思い出せ・・・お前が誰か・・・

今後のディズニープラスに期待しています。手始めにミッキーのテレビアニメ『ハウス・オブ・マウス』をぜひお願いします。

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