ホラー映画の定番、ゾンビに追いかけられるシーン。観るだけでも心臓がバクバクするような状況ですが、もし実際にそんな場面に遭遇したらどうすればいいのでしょうか?
この記事では、ホラー映画にインスパイアされた30の生き残るための方法を紹介します。恐怖と戦いながらも冷静さを保ち、知識を駆使してゾンビから逃れるための秘訣をお伝えします。
- ホラー映画の鉄則を徹底分析して生き残れ
- 映画あるあるの分析は創作にも役立つ
- 1. 楽しそうにしない
- 2. 夢を語らない
- 3. 愛を語らない
- 4. いつか行きたい場所は語ってよし
- 5. 俺は全然こわくないとか言わない
- 6. 下見の役を買って出ない
- 7. 真っ先に逃げようとしない
- 8. 約束をしない
- 9. 伝説や迷信はナメない
- 10. かと言って狂信や偏見も禁物
- 11. チームワークを乱さない
- 12. 男女グループではしゃがない
- 13. 奇妙なお年寄りの言うことは信じる
- 14. 携帯電話は機内モードに? むしろ捨てた方が安全
- 15. 鍵より体当たりでドアは開く
- 16. 弾よりその辺の棒を取れ
- 17. 懐中電灯は武器と思え
- 18. お金持ちに生まれてはいけない
- 19. 有名な映画を見ない
- 20. リア充にならない
- 21. イケてるヤツの彼女にもならない
- 22. ヒステリーな人とは距離を置け
- 23. ふくよかな親友を作るな
- 24. 子供と一緒に行動する
- 25. わんちゃんと一緒に行動する
- 26. 木陰に逃げてホッとしない
- 27. かわいい動物を見てホッとしない
- 28. ロッカーに隠れた時は覗かないこと
- 29. 一芸を身につけるべし
- 30. エンジンがかからない時は発狂するべし
ホラー映画の鉄則を徹底分析して生き残れ
アメリカンホラーを観ると、定番の展開やキャラクターの行動パターンに気づくことがあります。それらの伏線や鉄則を知ることで、もし実際にゾンビに遭遇したときにどのように対処すればよいのかが見えてきます。
映画あるあるの分析は創作にも役立つ
映画あるあるを理解することは、シナリオや小説を書きたい人にもおすすめです。映画における定番の手法は、作品を読者や視聴者と共有する際に大きな助けとなるかもしれません。
もちろん、実際にゾンビから逃げたい人にもおすすめです。
さあ、一緒に生存戦略を学び、最悪のシナリオにも備えましょう!
※ホラー映画には人間・悪霊・妖怪・モンスター等いろいろなジャンルがありますが、この記事ではとりあえず「ゾンビ」と書くことにします。
1. 楽しそうにしない
大前提として、楽しそうな姿や幸せそうな顔は一切見せてはいけません。
特に映画の冒頭ではこれが重要です。ゾンビ映画の世界では、無邪気に笑っている人は真っ先に狙われる傾向があります。ろくに喋らないうちに被害者その1になってしまうことを避けるためにも、緊張感を持ち続けることが生き残るための鉄則です。
2. 夢を語らない
自分の夢や未来の計画を語ることは絶対に避けましょう。
ホラー映画では、将来の希望や夢を口にするキャラクターは、なぜか早々に命を落とす運命にあります。夢を語ることでフラグが立ち、次の瞬間にはゾンビの餌食になってしまうかもしれません。生き延びたいなら、未来の話は心の中にとどめておきましょう。
夢なんて持たずに地味に過ごすこと。
3. 愛を語らない
恋人に「愛してる」とかメッセージを残すことは絶対に避けましょう。
ホラー映画では、このような感動的な瞬間が遺言として残り、フラグを立てる典型的なシーンとなります。愛の告白は感動的ですが、生き延びたいならば、このような言葉はグッと飲み込みましょう。ゾンビの世界では、感情表現を控えることが安全に繋がります。
4. いつか行きたい場所は語ってよし
基本的に自分語りはNGですが、いつか行きたい場所を具体的に言っておくのは例外です。
ホラー映画の中では、このような夢を持つキャラクターが最後に生き残り、その場所に実際に行ける場合があります。ただし、これはリスクも伴います。親友が「あいつここに行きたいって言ってたな…叶えてやりたかった」と代わりにその場所に行く場合もあるので、ある意味賭けとなることを覚えておきましょう。
5. 俺は全然こわくないとか言わない
「俺は全然こわくない」などと強がる発言は絶対に避けましょう。
ホラー映画では、このようなセリフを口にしたキャラクターが次に恐怖の対象となり、ゾンビに襲われる確率が非常に高いです。強がりを言うことでフラグが立ってしまうので、恐怖を隠さず、慎重な行動を心がけることが生き残るための秘訣です。
強がったやつからやるように、と、ゾンビや幽霊は教わっています。
6. 下見の役を買って出ない
「俺が先に様子を見てくる」と言って下見の役を買って出るのは避けましょう。
ホラー映画では、真っ先に危険地帯に足を踏み入れるキャラクターが最初の犠牲者になることが多いです。ゾンビのいる場所では特に慎重に行動し、単独行動は避けましょう。自分の身を守るためにも、無理にリーダーシップを取るのは控えるべきです。
7. 真っ先に逃げようとしない
パニックになって真っ先に逃げ出そうとするのはやめましょう。
ホラー映画では、最初に逃げ出したキャラクターが餌食になることが多いです。周りの状況をよく見て、冷静に対処することが重要です。仲間と協力しながら、計画的に行動することで、生存率を高めることができます。慌てずに、慎重に一歩一歩進むことが、ゾンビから逃れるための鉄則です。
8. 約束をしない
ホラー映画の世界では、「必ず生きて帰るから」といった約束を口にするのは避けましょう。
このような約束は、そのキャラクターが次に危険に遭遇し、命を落とす可能性を高めてしまいます。ゾンビの脅威に直面している時は、感情的な約束や宣言を控え、冷静で計画的な行動を心がけることが生存するための第一歩です。
大きな将来の約束をしないことはもちろんですが、「今日の夜19時に学校で待ち合わせ」等も控えてくださいね。19時に何か起こると予言しているようなものです。
9. 伝説や迷信はナメない
モンスターや幽霊はバカにしたやつから順番に襲うという古の慣習があります。
ホラー映画の世界では、伝説や迷信に関連する場所や物事を軽視しないようにしましょう。これらはしばしば物語の核心に関わり、無視すると致命的な結果を招くことがあります。
伝説や迷信が実際に力を持っている可能性があります。未知の力や不可解な現象に直面した場合は、十分な警戒心を持ち、謙虚に接することが生存の鍵となります。
10. かと言って狂信や偏見も禁物
9で「伝説や迷信はナメない」という法則を挙げましたが、かと言って、盲信もいけません。
ホラー映画の中では、盲信や信念が登場人物を災いに陥れる要因となることがあります。ホラーとは少し異なりますが、『グレムリン』や『シザーハンズ』でも偏った思想を持った変わった人物に災難が降りかかりました。
信仰はいいけども、他人に押しつけるのはNGってことですね。
11. チームワークを乱さない
ホラー映画の世界では、人間性も問われています。チームワークを乱さないことが生き残るための重要な要素です。
協力して行動することで、メンバー全員が安全を確保し、ゾンビから逃れることができます。反対に、個人主義や自己中心的な行動は、周囲に混乱や不信感を生じさせ、結果的に生存のチャンスを減少させる可能性があります。
単独行動、血の気の多い発言、誰かをいじめる…など、嫌われることをすると100%でやられます。それも嫌な感じの最期になる確率大です。
12. 男女グループではしゃがない
生き残りたければ、パリピになってはいけません。
学生の男女グループで小旅行なんてもってのほかです。
ホラーコメディ『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』では森へキャンプをしにきた生意気な大学生グループが被害にありましたね。
別荘もビーチも肝試しも全部断って孤独な学生時代を過ごしましょう。
13. 奇妙なお年寄りの言うことは信じる
大家、近所に住むおじいさんおばあさん、奇妙なお年寄りの語る逸話を軽視してはいけません。
彼らの話が真実かどうかは判断が難しいですが、核心をついている場合もあります。彼らは過去の出来事や伝説を知っており、その知識が危機を生き延びる鍵になることもあります。
14. 携帯電話は機内モードに? むしろ捨てた方が安全
あなたの携帯は隠れている時に限って大音量で鳴る仕様です。
機内モードにしていても光を発して場所バレします。ホラー映画のスマホは、そういう仕様なんです。携帯電話は便利な反面、災いの元にもなり得ます。特にゾンビの脅威が迫る状況では、携帯電話の使用は気をつけなければなりません。
もういっそスマホは捨ててしまいましょう。どうせ大事なシーンでは繋がりません。
15. 鍵より体当たりでドアは開く
ホラー映画では、時に鍵を使うよりも力任せにドアを開ける方が効果的な場合があります。
鍵を管理人のようにジャラジャラつけてはいけません。ゾンビに追われている局面では、必ずどれがどれだか分からなくなります。キーチェーンをつけていない場合は、隙間に落とすのがオチです。
いずれにしろホラー映画のドアは開かないので、体当たりしてください。
16. 弾よりその辺の棒を取れ
ホラー映画では、弾薬の代わりになるものを見つけることが生存のカギとなる場合があります。
銃を持っていても、弾が尽きてしまったり、銃自体が不具合を起こしたりすることがあります。というか、そのようなことしか起こりません。ホラー映画はサバイバルです。周囲にある棒や他の武器を見つけて利用することが、生き延びるための判断となり得ます。
17. 懐中電灯は武器と思え
懐中電灯は本を読むためにあるのではありません。ホラー映画においては武器です。
暗闇の中でゾンビと遭遇した場合、懐中電灯の強力な光を使って敵の注意を引き、逃げる時間を稼ぐことができます。また、近接戦闘においても懐中電灯の本体やライト部分を使って攻撃することができます。
懐中電灯の電池や充電は、高確率で切れます。懐中電灯を持つなら、むしろライトが切れたときに武器になるように重たいタイプがオススメです。とっさの機転はうまくいくことが多いですよ。
18. お金持ちに生まれてはいけない
どうしようもないですが、ホラー映画では、お金持ちであることが逆に災いを招くことがあります。
特に社会的な地位や豊かさが、物語の進行においてキャラクターを危険にさらす要因になることがあります。お金持ちであることが犯罪者や悪の勢力から狙われる原因となったり、不幸な出来事の引き金になったりすることがあります。
むしろ、控えめな生活を送り、地に足のついた行動を取ることが、ホラー映画の世界で生き延びるための一つの鍵となります。
あなたがお金持ちで、さらに大きな家や車を周囲に自慢していたら、もう助かる道はありません。
19. 有名な映画を見ない
ディズニー映画やタイタニック、インディ・ジョーンズなど、誰もが知っている有名な映画を観る際は注意が必要です。
ホラー映画の世界では、集団で楽しむシーンが裏目に出ることがあります。楽しく映画を観賞している間にも、背後に潜む危険に注意を怠らないようにしましょう。常に周囲の状況を把握し、不審な動きや影に注意を払うことが生存のための第一歩です。
映画も見られないなんてね・・・!
20. リア充にならない
イケメンで学校のカーストの最上位にいる人は、残念ながら、ホラー映画での生存率が低いです。
『ハッピー・デス・デイ』など学園モノホラーを参考にしましょう。
アメフトやラグビーのユニフォームを着用し、マッチョな姿をしている場合は、注意が必要です。ホラー映画では、外見や社会的地位が高い人物が最初の犠牲者になることが多いため、目立たず、地味な存在であることが生存のためには有利です。
21. イケてるヤツの彼女にもならない
ホラー映画の世界では、イケメンで人気のある男性の彼女になることも危険です。
彼らはしばしば物語の中で重要な役割を果たし、その結果として危険に晒されることがあります。特に彼らの周囲には非常に高いリスクがあるため、彼らの魅力に惹かれることは、自分自身を危険に晒すことにつながるかもしれません。
生き延びるためには、冴えない主人公の彼女を狙いましょう。
22. ヒステリーな人とは距離を置け
ホラー映画の世界では、ヒステリーな人とは接触を避けるべきです。
特に若い母親やわがままな女性とは行動を共にすることはリスクが高いです。彼らは予期せぬ状況で大声を上げたり、感情的になったりする傾向があり、それが周囲の注意を引き、危険を招くことがあります。
ちょっと逸れますが、私が大嫌いな映画に『ジュラシック・パークⅢ』があります。あ、ジュラシックパーク・シリーズは大好きなんですよ。シリーズの中で第三作めだけ嫌いなのです。なぜなら、上記で説明したような、絵に書いたような大迷惑夫妻(カービー夫妻だったか)が出てくるからです。
ホラー映画でもパニック映画でも、緊迫した場面で発狂するような人物は、迷わずゾンビや恐竜に差し出すべきです。
23. ふくよかな親友を作るな
ホラー映画の世界では、ふくよかな親友と親しくなることは避けた方が良いです。
彼らはしばしば物語の中で犠牲者になる可能性が高く、特に身体能力が低くなりがちなため、逃げることが難しいことがあります。生存を最優先に考えるならば、強靭なパートナーや自己防衛能力の高い人々と結びつくことが賢明です。
いいやつなんですけどね!
逃げるときどこかに必ずつっかえるし、穴にもつまるし、逃げてる途中でもコケる。最悪の場合、食べ物を取りに行って敵バレします。いや、いいやつなんですけどね!
24. 子供と一緒に行動する
映画においては、子供の生存確率が高めです。
ホラー映画でも、子供と一緒に行動することは、被害を減らすための有効な戦略です。子供を守る役割にポジショニングされることで、自身の生存率を高めることができます。
ただし、子供をおとりにしたり、置いて逃げるという行動は最悪の結果を招くことがあります。
25. わんちゃんと一緒に行動する
わんちゃんはいつでも正義です。
わんちゃんと一緒に行動するのは良いアイデアでしょう。彼らはいつも忠実で正義感があり、変化に敏感です。生命力も強く、危機的な状況で頼りになります。モフモフで癒やしも提供してくれます。
ただし、注意が必要です。時にはあなたより善良なわんちゃんだけが助かる場合もあります。
26. 木陰に逃げてホッとしない
木陰に逃げてホッとしたが最後、逆側にいます。
ホラー映画では、安全な場所にいると錯覚している間に脅威が接近することがよくあります。逆に、木陰や隠れた場所はゾンビやモンスターにとって狩りやすい場所でもあります。
というか、どこに逃げてもホッと一息ついてはいけないのです。伏線になりますから。
27. かわいい動物を見てホッとしない
ホラー映画の世界では、野生のかわいい動物に癒やされてはいけません。
一瞬の安堵や笑顔は危険を招くことがあります。物音や危険を感じたとき、かわいい動物の背後にゾンビがいる可能性もあれば、その動物自体が変わり果てたゾンビである可能性も考えられます。
常に警戒心を持つことが生存を守るための鍵です。
28. ロッカーに隠れた時は覗かないこと
ロッカーや家具の中に隠れた場合は、絶対に隙間から覗かないようにしましょう。
覗いてしまうと、高確率で敵と目が合うでしょう。代わりに後ろを向いて丸まり、静かに身をひそめていると、敵が通り過ぎてくれることが稀にあります。
29. 一芸を身につけるべし
芸は身を助く。
生存を考えるなら、一つの専門分野を身につけることが大切です。パソコンスキル、科学の知識、伝説おたく…何かに特化した知識があれば生き残れる確率がぐっと高まります。大事なポイントは、物語を進行させる上で必要な説明スキルも身につけることです。
この状況を主人公っぽいやつに常に説明する姿勢を忘れずに。
30. エンジンがかからない時は発狂するべし
ホラー映画に出てくる乗り物のエンジンはかかりません。今まで不調だった車も問題なかった車も絶対にエンジンがかかりません。
でも慌てずに。そんな時は大きな声で「くそっ!」と悔しそうに車のダッシュボードを叩いてください。かなりの確率でエンジンがかかります。もうだめだ!と心から悔しそうにするのがコツです。
以上、ホラー映画で生き残る方法をお送りしました。ぜひ、これを役立てて、目立たないように生き残りましょう。