大好きだった東京ディズニーランド・シンデレラ城前の「キャッスルショー」がなくなってしまった理由を推測!
東京ディズニーランドの「キャッスルショー」とは?
シンデレラ城前では、ディズニーランドのメインとも言える豪華なショー「キャッスルショー」がイベントのたびに開催されていました。
全盛期のキャッスルショーはめちゃくちゃ豪華だった
- キャッスルショーが特別である理由は、その豪華さ!
- ストーリーや音楽も凝っているし、舞台も毎回お金がかかっているし、マイナーキャラクターも総出演。
- クライマックスには花火や雪、紙吹雪、夏は水しぶきが飛び交っていました。
- 全盛期には、1〜2ヶ月で終わってしまうイベントのためにも超豪華なセットが組まれていたものです。
- 特に、クリスマスのキャッスルショーと周年のキャッスルショーは見ものでした。
30周年を境にキャッスルショーがなくなった?!
このキャッスルショーが楽しみで来園していた人は多いはず。私もその一人です。
しかし、25周年あたりから「あれ?最近サボってるなー」と感じ始め、2013年の30周年を境に、気づくとパタリとやらなくなっていました…。
一体なぜ?
どうして東京ディズニーランドのキャッスルショーはなくなってしまったのでしょうか?
ディズニーランド、最後のキャッスルショーは?
徐々にフェードアウトしていったキャッスルショーですが、現時点での最期のショーはいつだったのでしょうか?
2013年夏「爽涼鼓舞“THE FINAL”」
これが私が覚えている最後のキャッスルショーです。夏祭りのイベントとして開催されました。
2019 年夏「ドナルドのホット・ジャングル・サマー」
本当の本当のラストは、2019 年 7 月 9 日(火)~9 月 1 日(日) に夏のスペシャルイベントとして行われた「ドナルドのホット・ジャングル・サマー」です。
残念ながら私は行ってないんですが(もうオリエンタルランドさんは豪華なショーなんてやる気ないんだ…とスネてた時期。笑) 、6年ぶりのキャッスルショーでした。
【あくまで推測】キャッスルショーがなくなった理由5つ
あくまでファンの推測ですよ、推測。
「ディズニーランドのシンデレラ城前のショーがなくなった理由について」ネット上で飛び交っているさまざまな推測、私の推測、それらを検証してみたいと思います。
キャッスルショーがなくなった理由1:感染拡大防止のため
- これが一番「もっともらしい理由」ですが……あれ?ちょっと待って。
- パンデミックが報告されたのは、2019年冬。日本や世界で大騒ぎになってしまったのは2020年に入ってから。
- 最後のショーは2019年の夏。
- そして、その前の2013年以降の空白の6年間は?
説明がつきませんね。
個人的にですが、キャッスルショーをやらなくなったのは、コロナが原因ではないと思います。
決してこれが原因ではないのだ
キャッスルショーがなくなった理由2:プロジェクションマッピングが始まったから
- 2014年から東京ディズニーランドでは、プロジェクションマッピングのナイトショー「ワンス・アポン・ア・タイム」が始まりました。
- プロジェクションマッピングをシンデレラ城に投影するには、時計の位置から窓1つ1つの位置まで、かなり細かい設定が必要なので、ステージの設定を色々変えられなくなってしまった。というのが2つめの理由です。
しかし、これはどうでしょう?
フロリダのウォルトディズニーワールドは、プロジェクションマッピングのショーが毎晩ありますが、昼間もちゃんとキャラクターの出るショーをやっていました。
ということで、プロジェクションマッピングも理由にならないかと思います。
どちらにしろ普通のショーの方がいいな(感想)
これは私の感想ですが、もし本当にプロジェクションマッピングが原因なら、それよりも以前のようなキャラクターの出るショーの方が楽しいです。
プロジェクションマッピングはもちろん美しいですが、ダンサーもキャラクターも出てこないので「ショー」と言えるのかどうか…。なんか人間味やリアルさを感じないのです。
東京ディズニーシーの「マーメイド・ラグーン・シアター」「ミスティックリズム」が新しいプロジェクションマッピングを使用したショーになって改悪したのといっしょ…あれ?急に電波が…(笑)
リアルなダンサーやキャラクターがいないのは、ディズニーランドらしくないですね。プロジェクションマッピングは六本木とか丸の内とかでも見れるので…。ゲストの立場から言うと、昔より感動が少ないのです。
どちらにしろ、WDWではできている=技術的な問題はおそらくないはずなので、プロジェクションマッピングが原因とは言えないでしょう。
キャッスルショーがなくなった理由3:ウェディングでシンデレラ城を使うらしい
- シンデレラ城前は「ディズニー・ロイヤルドリーム・ウェディング」という結婚式プランに使われているらしい。
- こればかりは使っていないので分かりませんが、公式ホームページには↓
シンデレラ城を背景に記念撮影。ヴィークルに乗ったおふたりは、たくさんの祝福を受けながら、大切なゲストとともにシンデレラ城前のプラザを行進します。
と書いてあります。
つまり、シンデレラ城前を挙式で貸し切ることにしたので、定期的なキャッスルショーが行えなくなった、というのが理由3です。
なるほどねえ…。
でも、ショーを見たい大勢のゲストを犠牲にして、ウェディングを優先するでしょうか。大人の理由でしょうか。
キャッスルショーがなくなった理由4:入場者数が増えすぎたから
- 「入場者数が増えすぎた」というのは理由の一つだと思います。
- あくまで体感ですが、人が増えすぎて抽選制度が導入されてから、少しずつショーが減っていったような気がしています。
「観たくても観れないゲストが出てきてしまう」というのは、ディズニー側としても残念なのかもしれません。
確かに抽選外れると朝から悲しい思いをしますが…それでもやってないのと可能性があるのは違います。
たとえ見れなくても、どこかで豪華なショーがやっていると思うと「また来よう!」と思うでしょう。
キャッスルショーがなくなった理由5:経費削減?新アトラクションのため?
ここからはもう勝手なファンの推測でしかないですが、やっぱり経費削減なのかなと…。理由2と3辺りをふり返ると、そう思ってしまいます。
だって、昔はちょっとしたイベントでも豪華なショーをバンバンやってくれていたから。毎回とっても感動したのを憶えているから!!!
もちろん、色々あってレジャー業界の景気が悪くなったとかオリエ●タルランドの経営が苦しいとかならゲストも一生懸命力になりますが、確か景気は上場のはず・・・(笑)
ここ数年、入場料は頻繁に上がっている分、昔よりサービスが減っているのはやはりさみしいと言わざるをえません。
キャッスルショーは、一生の感動を与えてくれる
キャッスルショーがなくなった理由について予想&考察してきましたが、最後にこれだけは言いたい。
キャッスルショーは、永遠に忘れられない感動をゲストに与えていました!
もちろんアトラクションも大好きですが、ショーは期間限定だけに“当時の思い出”が凝縮されているんです。
今は色んな事情でやらない・やれないのかもしれないけれど、昔の思い出には感謝しているし、どこかで「また見れるはず」と信じています。
最後に、私の「歴代キャッスルショー・個人的ベスト3」を紹介しましょう。
感動の歴代キャッスルショーBEST3
1位:リメンバー・ザ・ドリーム(20周年)
- 20周年は全体的に豪華で、イベント盛りたくさん。
- キャッスルショーの『ミッキーのギフト・オブ・ドリームス』『クリスマス・ファンタジー』もよかったですが、中でも『リメンバー・ザ・ドリーム』が個人的に最高。
- 『リメンバー・ザ・ドリーム』は、ディズニーランドの過去のショーをいっきに振り返るショーでした。なつかしさと感動でで泣いたのを憶えています。
2位:イッツ・マジカル!(10周年)
- まだ子供でしたが、忘れられません。10周年はデザインも印象的でした。
- 「イッツ・マジカル!」は開園10周年のキャッスルショー。マレフィセントに色が奪われてモノクロになってしまう瞬間、そしてまた色が戻ってくる瞬間。魔法でした。
3位:クリスマス・ファンタジー(すべての!)
- これは「どの年の?」ということではなく、全部。クリスマス・ファンタジーなくしてキャッスル・ショーは語れませんね!
- 私の中ではずっと「ジングルベルジャンボリーとシンデレラ城のショーを観たらクリスマス」です。
- よく憶えているのは昔の聖歌隊ツリーと赤鼻のトナカイ(かわいくなる前の)ダンスです。大好きだった。本当に。
以上、今回は、東京ディズニーランド考察「なぜキャッスルショーが消えたのか?」でした。
思い出せ…あの頃を…