ドクター・ストレンジは結末を予測していた?:アベンジャーズ エンドゲーム考察

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』『アベンジャーズ エンドゲーム』のネタバレを含みます

アベンジャーズエンドゲームは最高でしたが、結末には納得いかない部分も少々……ドクターストレンジはなぜサノスにストーンを渡したのか?最初からアイアンマンを犠牲にするつもりだったのか? アベンジャーズ 『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』のラスト2作をじっくり考察。

アベンジャーズ インフィニティ・ウォーにて

キーアイテム:ドクターストレンジのネックレスは何?

ドクターストレンジが持っているネックレスは「アガモットの目」。魔術の初代・アガモットの名を冠した首飾りは、時間を操る事ができる。サノスがドクターストレンジを狙うのは、ネックレスにインフィニティストーンの一つであるタイム・ストーンが含まれているから。

ドクターストレンジは仲間より石を守るつもりだった

まず、ドクターストレンジは正式にはアベンジャーズのメンバーではない。仲がいいとも仲間意識があるとも言えない。特にアイアンマンであるスタークとは傲慢で似たもの同士だからかよく衝突している。ただ、今回は、サノスにタイムストーンを渡すのを阻止することがドクターストレンジとアベンジャーズ共通の任務だ。
ドクターストレンジは事前に「石しか守れなかったら石を守る」と、スタークたちに伝える。追い込まれたら、アイアンマンや仲間たちが犠牲になってもインフィニティストーンの方を守る宣言だ。

タイム・ストーンをサノスに渡してスタークを守った?

サノスとの戦いでアイアンマンが窮地に追い込まれる。サノスにトドメをさされそうなところでドクターストレンジは自分のタイムストーン(インフィニティストーン)をサノスに渡す。結果、アイアンマンは殺されず救われた。ドクター自身はその後サノスの“デシメーション(星の半分の人間を消す)”によって消されてしまう。

仲間意識のなかったドクター・ストレンジが最後には仲間の命を優先した。いがみ合っていたアイアンマンを助けた。ちょっと感動したのは私だけではないはず。しかし、この感動は次のアベンジャーズ 作品『エンドゲーム』で覆される。

アベンジャーズ エンドゲームにて

ストレンジの師匠エンシェント・ワンが気付いた真実

インフィニティウォーの続編・『アベンジャーズ エンドゲーム』では残った仲間たちが世界を元に戻すべく、タイムワープして過去のインフィニティストーンを集めに行く。ハルクは過去のニューヨークでドクターストレンジの師匠・エンシェントワンに会う。この頃、石の入ったネックレスは師匠が持っているからだ。交渉は失敗しかけるが、ハルクが「ドクターがサノスに石を渡してしまった」と告げると、エンシェントワンはネックレスをおとなしく渡した。「ドクターストレンジは賢い人ですから。私が間違っているのかもしれない」と。

これが何を意味するのか? ドクターストレンジに考えがあると知ったから、エンシェントワンは石を託した。エンシェントワンはスターウォーズのヨーダのように賢者である。そして、エンシェントワンも現在のドクターストレンジも未来の可能性を予知する事ができる。つまり、エンシェントワンは、ドクターストレンジがサノスにわざと石を渡したと悟ったと言える。

エンドゲームの最終決戦でドクターストレンジが語った“可能性”

ドクターストレンジは1400万605通りもの未来を覗くことができる。その中でサノスに勝つ確率が1つだけあると言う。最終決戦中にアイアンマンがドクターストレンジに冗談ぽく確率を聞くと(スタークはシリアスなシーンでもユーモアを忘れない)、ドクターストレンジはこう答える。「今言ったら叶わなくなる」と。
アイアンマンであるスタークもドクターに負けず劣らず天才である。スタークはその台詞ですべてを悟ったように見える。

アイアンマンは最後にドクターストレンジに目配せする

アイアンマンは最後、サノスの腕と自分の腕を取り替え、運命を変える。インフィニティストーンをはめ込んだサノスの腕は強力で、人間には耐えられない。アイアンマンは自分を犠牲にすることで、失われたみんなを戻し、世界を救ったのだ。

まとめ:ドクターストレンジは確信犯だった

『アベンジャーズ インフィニティ・ウォー』でアイアンマンを助けたかに見えたドクターストレンジ。しかし、ドクターストレンジには未来が見えていて、唯一サノスに勝つ希望の光がアイアンマンだった。だから、殺せない。アイアンマンを見殺せばサノスに勝つ可能性はゼロになるのだから。ドクターストレンジが救ったのは、アイアンマンではなく、宇宙全体の方であった。

『アベンジャーズ エンドゲーム』の結末についてちゃんたま的感想

ドクターストレンジのしたことが大義のためだったと言えばそうだろう。でも、アイアンマンファンのちゃんたまとしてはドクターストレンジがやっぱり嫌い(笑)

アイアンマンが犠牲になったのはあくまでスターク本人の意思だろう。ドクターストレンジの大義も分かる。でも、わざわざ目配せして「お前が犠牲になればみんなが救われるよ」とアイアンマンに悟らせるのはどうかと思うのだ。成功法わかってるならお前がやれよ!と思ってしまったちゃんたまでした。それも見越した上での未来予知なんだろうけど。ドクターストレンジは自分では何もしていないじゃないか。

スタークはデシメーション後、幸せな生活を送っていたのだ。残されたポッツと生まれた娘のことを思うと、やはり生きていてほしかった。

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ちゃんたま

以上、ちゃんたまのドクターストレンジ文句でした(笑)

まだまだマーベル考察は続きます♪

I am Iron Man!

2024年6月11日映画考察,マーベルまとめ

Posted by ちゃんたま