ディズニーヴィランズの本、読む順番は“洋書”の発売順がホンモノ ※2021年6月更新全タイトル掲載
まず最初にシリーズを超かんたんに紹介します。本についてすでに知っている人は「読む順番」まで飛ばしてOKです↓
ディズニーヴィランズたちの物語『みんなが知らない』シリーズとは
ディズニー悪役たちのスピンオフ小説シリーズ
ディズニー映画での主役は、ヒーローやディズニープリンセスたちで、これまで悪役について多くは語られてこなかった。この小説シリーズは、そんな悪役たちを主役にし、過去にさかのぼり、彼らが「ヴィランズ」に成り果ててしまった苦悩の人生を明らかにする。
例えば、白雪姫の継母が美しさに執着し意地悪になってしまった理由や、リトルマーメイドのアースラがアリエルを苦しめた理由などが語られる。
➡︎1キャラクターにつき1冊という形でシリーズ化されています。ディズニー映画ファン、特に悪役好きにはたまらず本棚にまとめてコレクションしたい書籍シリーズだと思います!

ちゃんたま
原作は洋書だが日本語版もあり!「みんなが知らない」シリーズ出版社は講談社
ディズニーヴィランズシリーズは日本のオリジナル作品ではない。原作は洋書で「セレナ・バレンティノ(Serena Valentino)」というアメリカンコミックのライターが書いている。
➡︎幸い、日本でも講談社KK文庫で翻訳版が発売されているので日本語でも楽しめます。
ディズニーヴィランズの本、読む順番オススメは洋書の発売順
「みんなが知らない」ヴィランズシリーズは、現在6冊7冊出版されている(2021年06月更新)。ファンなら順番どおりに読み進めたいと思うかもしれないが、巻数に番号はつけられていない。しかも、ネットに出ている情報の多くが「日本での発売順」を順番として書いているので注意。それはシリーズの順番ではなく、講談社の発売順である。ファンならぜひ洋書の順番通りに読もう!

くません
『みんなが知らない』ヴィランズ本、洋書の正しい順番
- 白雪姫・悪い女王(継母)
『みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか』
洋書:The Fairest of All: A Tale of the Wicked Queen__ (August 18, 2009) - 美女と野獣・ビースト
『みんなが知らない美女と野獣 なぜ王子は呪いをかけられたのか』
洋書:The Beast Within: A Tale of Beauty’s Prince__ (July 22, 2014) - リトルマーメイドの海の魔女・アースラ
『みんなが知らないリトル・マーメイド 嫌われ者の海の魔女アースラ』
洋書:Poor Unfortunate Soul: A Tale of the Sea Witch__ (July 26, 2016) - 眠れる森の美女のマレフィセント
『みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント』
洋書:Mistress of All Evil: A Tale of the Dark Fairy__ (October 3, 2017) - ラプンツェルの継母ゴーテル
『みんなが知らない塔の上のラプンツェル ゴーテル ママはいちばんの味方』
洋書:Mother Knows Best: A Tale of the Old Witch__ (August 7, 2018) - 奇妙な3姉妹の魔女の話 ※この巻だけは他の刊を読んでから!
『みんなが知らない奇妙な三姉妹の話 本当の結末』
洋書:The Odd Sisters: A Villains Novel__ (July 2, 2019) - 101匹わんちゃんのクルエラ
『みんなが知らない101匹わんちゃん なぜクルエラは毛皮のコートに取りつかれたのか』
洋書:Evil Thing: A Tale of That De Vil Woman__ (July 7, 2020) - シンデレラの継母
洋書:Cold Hearted: A Tale of the Evil Stepmother__ (June 26, 2021)
『みんなが知らない』ヴィランズ本、講談社の順番
以下が講談社から出ている日本語版タイトルと順番です。
- 『みんなが知らない美女と野獣 なぜ王子は呪いをかけられたのか』
- 『みんなが知らない白雪姫 なぜ女王は魔女になったのか』
- 『みんなが知らないリトル・マーメイド 嫌われ者の海の魔女アースラ』
- 『みんなが知らない眠れる森の美女 カラスの子ども マレフィセント』
- 『みんなが知らない塔の上のラプンツェル ゴーテル ママはいちばんの味方』
- 『みんなが知らない奇妙な三姉妹の話 本当の結末』
- 『みんなが知らない101匹わんちゃん なぜクルエラは毛皮のコートに取りつかれたのか』
※1のビーストと2の白雪姫だけ、順番が洋書と逆になっている点に注意!オススメは洋書の順番通り。『みんなが知らない白雪姫』→『みんなが知らない美女と野獣』の順で読むのがオススメ。
➡︎ディズニー最初の長編アニメーションである『白雪姫」を一番最初に持ってきたのはなにか意味があるはずだからです。また『美女と野獣』には『白雪姫』にすでに出てきている「三姉妹」についての説明がありません。
テキトーな順番で読んじゃダメ? タイプ別おすすめ順
シリーズ全部を読む気なら、絶対に洋書の発売順通りがオススメです。
おもしろさ・わかりやすさが全然ちがってきます!
あまりディズニー映画を知らない場合やちょっと一冊だけ読みたい場合、好きなキャラクターから読み始めてもOKだと思いますよ♪
たとえば、あなたの知っているキャラクターがマレフィセントだけだった場合。4冊目のマレフィセントだけ読んでもいいと思います。なぜなら、どの本も一応ディズニー映画をもとにして書いてあるので、映画もキャラクターも全然興味ない巻を読んでもつまらないと思うのです。
ただし!6冊目の『みんなが知らない奇妙な三姉妹の話 本当の結末』だけは他の本どれかを読み終えてからの方が良いでしょう。
この「三姉妹」だけは、ディズニーアニメーションに登場しないキャラクターです。ディズニー映画にくわしい人でもこのヴィランズシリーズを読んでいる読者でない限り、この巻から読み始めるとわけがわかりませんw
次回作予想!新作が出るヴィランズは?
➡︎まだ発売未定ですが、まず海外ですでに出版が決まっている「シンデレラの継母」の翻訳版が出るのは確実です。
また、他に代表的なディズニーヴィランズとして人気があるのは、ジャファー・フロロー辺りなので期待したいですね。今のところ、まだ男性ヴィランは描かれていません。
『美女と野獣』の野獣の例を考えると、『アナと雪の女王』からエルサの物語が誕生するなんてこともありえるのではないでしょうか。映画製作当初、エルサは悪役として描かれる予定でした。野獣と同じで、葛藤を抱えるディズニープリンセスです。
おすすめの読む順番レビュー・口コミ
これまで私ちゃんたまオススメの読む順番を紹介してきましたが、Amazonレビューを読んでいると「(日本の)発売順に読んだ」「好きな映画のキャラクターから手にとった」「読んだあとに映画をあらためて観た」などさまざまな意見があります。
本の感想自体も参考になりますね!
わたしも1冊ずつ魅力をこのブログにてレビューしていく予定ですので、よかったら読んでください。
以上、今日は「ディズニーヴィランズ本を読む順番」について詳しく解説しました!
Have a Nice Flight! ✈︎