ロキって死んだよね?生きてる理由を超わかりやすく解説|アベンジャーズ映画おさらい&ロキ考察

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ロキって死んだ?生きてる?

マーベルの新作ドラマ「ロキ」

©️MARVEL 公式サイトより

その疑問にお答えするため、今回はこれまでのアベンジャーズ映画と「マルチバース」について超ざっくり分かりやすく解説します!

これまでのアベンジャーズ映画を超わかりやすくおさらい(ロキ中心)

「マイティ・ソー」から「インフィニティ・ウォー」までのロキをすばやくおさらいしていきましょう。

2011年「マイティ・ソー」あらすじ

映画『マイティソー』

©️MARVEL 公式サイトより

神の国アスガルドには2人の王子がいた。兄ソーはマッチョで自信家。弟ロキはおとなしい性格。

ある日父オーディンの秘密が発覚。ロキは本当の息子ではなく、敵である氷の巨人族の子だった。

王オーディン「赤ちゃんのころ、敵から奪ってきちゃったんだよね」
ロキ「何してくれてんねんお前!どうりでなじめないハズだよ!」※意訳です

実は王位を狙っていたロキは激怒し、ついに本性を表す。ロキは父オーディン、兄ソー、実の親である巨人族を言葉巧みに操り、最終的に全員を裏切る。すべてはアスガルドの王位継承権をソーから奪い、自分の即位を伯付けするためのロキの自作自演だった。

2012年「アベンジャーズ」あらすじ

映画『アベンジャーズ』

©️MARVEL 公式サイトより

「マイティソー」でソーに追われ、逃げ延びたロキ。四次元キューブを利用し、アスガルドの征服ではなく、今度はミッドガルド(地球)を支配しようと企む。

結果から言うと、アベンジャーズにボッコボコにされ、ロキの計画は失敗。むしろ、ロキの行いが逆にアベンジャーズを結束させる結果になってしまった。

2013年「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」あらすじ


「アベンジャーズ」で地球を征服しようとしたため、ロキはアスガルドの地下牢に収容された。一方、アスガルドはダークエルフに襲撃される。戦闘の最中、母親が死去。

母親のことを慕っていたロキはショックを受け、ソーと共に敵と戦う。ロキは敵と相討ちになり死亡した。(ロキの死亡①)

しかし、ロキはこっそり生きて延びていた。父オーディンに化けて王位を再び奪還した。

2017年「マイティ・ソー/バトルロイヤル」あらすじ

「マイティ・ソー バトルロイヤル」ロキとソー

©️MARVEL 公式サイトより

「エイジ・オブ・ウルトロン」の直後、故郷に戻ったソーは、死亡したはずのロキがオーディンに化けていたことを暴く。

ソーはロキから父オーディンの居場所を聞き出すも、父オーディンの秘密がまた発覚。

王オーディン「お前らには姉のヘラってゆーのがいる。邪悪だったから幽閉していたけど俺が天国行ったら多分アスガルドを占領しにくるから、お前ら兄弟でなんとかしてくれ!じゃ!」

姉ヘラの強さは半端なかった。今度こそロキもアスガルドを守るためにソーと共闘した。

しかし、アスガルドは消滅。北欧神話でいうところの「ラグナロク(世界の終末)」である。祖国は消えたが、ロキとソーは民たちを助け出した。

2018年「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」あらすじ

映画『アベンジャーズ エンドゲーム』

©️MARVEL 公式サイトより

「マイティソー バトルロイヤル」ラストで、アスガルドの民たちと共に宇宙船で脱出したロキとソーだったが、サノスに捕まってしまう。サノスの狙いは四次元キューブだった。

兄ソーを殺されるのを見過ごせなかったロキは、ついにサノスに四次元キューブを渡す。

ロキはソーの目の前でサノスに殺される。(ロキの死亡②)

結果的にロキは兄のソーを救い、死んだのだった。

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一旦ここで、ロキの物語は終わります。

「エンドゲーム」で加えられた謎のシーン

最終的に良心を見せたロキの死を悲しんだファンは多いでしょう。私もその一人です。

「ロキが本当に死んだー!!!アベンジャーズ見る楽しみが一つ減ったあああ」と発狂しました。

しかし、ファン人気が異常に高かったロキに、新たな可能性が加えられました。

2019年「アベンジャーズ エンドゲーム」ロキの謎

インフィニティストーンを集めるため2012年に戻ったアベンジャーズ。

作戦の最中、どさくさに紛れて四次元キューブを拾ったロキは、姿を消します。

映画ではこれ以上語られず、このシーンは謎のまま残されました。このロキは「2012年のロキ」になります。

ロキって死んだよね?その答えの鍵は“マルチバース”!

「エンドゲーム」で四次元キューブを奪ったロキは別の次元に逃げ込みました。つまり、ロキは生きています。でも、インフィニティウォーでロキが死んだという事実も変わっていません。

ここで”マルチバース”の解説が必要でしょう。

マーベルの「マルチバース」とは?

マルチバースは、多次元宇宙論とも言います。多元宇宙とは、複数の宇宙が並行して存在するという理論です。
マーベルコミックでは昔からマルチバースが認められています。死んだキャラクターが別次元では生きていたり、異世界では別の人格を持っていたりするのです。

ドラえもんのもしもボックスと似てる

わかりやすく言うと、マルチバースとは「パラレルワールド」のことですね。ドラえもんでいうなら、もしもボックスの世界です。

バックトゥーザ・フューチャーとは違うよ

映画『バックトゥーザ・フューチャー』

映画「エンドゲーム」でも言っていますが、マーベル世界での時間旅行は『バックトゥーザフューチャー』的な時間旅行とは違います。

『バックトゥーザフューチャー』では過去を変えると未来も変化しますが、MCUでは変わりません。これがマルチバース的な世界観です。

つまり、ロキが「インフィニティウォー」の時点で死んでいる事実は変わっていない。一方で「エンドゲーム」で過去のロキが生き延びているのもまた事実なのです。

この二人のロキは別物で、別次元に存在しています。

人気すぎて何度も死から復活しまくるロキ

ロキ役のトム・ヒルドストン実は、ロキの出番はマイティソーの第2作目「マイティソー ダークワールド」で終了する予定だったそうです。確かにロキはここでも一回死んでます。

しかし、海外でロキの人気はとても高く、ファンの要望により何度も生き延びています。

ロキを演じる俳優のトム・ヒルドストンが本当にハマり役ですよね。

「論理的に無理があるシナリオ」は基本的に嫌いですが、それでも、ロキだけにはまた復活してほしいと思ってしまう何かがあります(笑)

正直、ロキが復活して新ドラマ「ロキ」が始まって本当にうれしいです!

以上、たまランドのMCUを超噛み砕いたロキ考察でした。
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