ハリーポッターとロードオブザリングの類似キャラクター5選【原作比較】

今回はみんな大好き魔法界まとめ。アマゾンプライムでちょうど「力の指輪」も始まったしね!

【ハリーポッターとロードオブザリングの比較シリーズ(キャラクターの類似点)】
ハリポタと指輪物語の登場人物ってかぶってる?知らないかもしれない原作の類似キャラクターから有名な激似キャラまで、原作と映画を元に考察しました。

ハリーポッターロードオブザリングの類似キャラクター考察

ハリポタと指輪物語の類似点1:優秀すぎる主人公の親友たち!

1つめは入門編ですが、改めて考えてみる価値あり。2作とも親友の貢献度が異常なんです!親友たちの存在なしにこの2作は語れません。

主人公の親友たちは危険な旅に自らついていく

  • ハリーポッターの親友:ハーマイオニー(ずば抜けて優秀)、ロン
  • フロドの親友:サム(ずば抜けて忠実)、メリー、ピピン
ハリー・ロン・ハーマイオニー
ワーナー・ブラザーズ公式サイトより

 

  • ハリポタシリーズの1大テーマは“友情”だと作者のJKローリングは語る。他にもハリーには学校の友達、ガールフレンド、お父さん世代の友人たち、ウィーズリー家のみなさんなど多くの友人と仲間がいる。
  • ロード・オブ・ザ・リングのフロドには、親友たちの他に『旅の仲間』で集結したガンダルフ、アラゴルン、レゴラス、ギムリ、ボロミアと全員で9人(フロド含む)仲間がいる。

中でもやっぱり最初にあげた親友たちはすげー。共通点は「友情は絶対」!

主人公は明らかに無理ゲーな旅に出かけるのだが、親友たちは率先してついていく。どんなに周りに止められようが絶対についていく。特にハーマイオニーとサムは主人公より優秀説も……。

ハリポタと指輪物語の類似点2:半分死んでる風な敵キャラ4選

これは『指輪物語』原作を読んでいないと分からない点もあるかもしれません。読んだぜ ふふ 

Right Caption
ちゃんたま
原作はどちらも超絶長いので、ぜひちゃんたまランドを活用ください!

手下系:死喰い人デスイーター(ハリポタ)=幽鬼ナズグール(指輪物語)

  • ロードオブザリングのナズグールは、ラスボス・サウロンの手下。かつては人間の王だったが、指輪の幽鬼に成り果て、今はサウロンの言いなりで自らの意思もない。黒い馬に乗って移動し「黒の乗り手」とも呼ばれている。
  • ハリポタの死喰い人も、ラスボス・ヴォルデモートの手下。ナズグールに比べると、見た目も中身も普通の人間で、逃げ出したり裏切ったり自由意志もある。が、腕に入れられた刻印で召喚されたり、黒いコウモリのような姿で現れる姿は似ている。

ゾンビ系:吸魂鬼ディメンター(ハリポタ)=塚人(指輪物語)

  • この二つは正直そっくり。
  • ハリポタのディメンターは映画でもおなじみ。
    黒いフードを被った空飛ぶゾンビのようなおぞましい生き物で死臭がすると言う。人の魂、幸福感などを吸って生き、近くにいるだけで憂鬱感に襲われ、直接吸われた人は生気を失って死んでしまう。
  • 一方、ロードオブザリングの塚人の方は、映画でカットされているので知らない人も多いかもしれない。
    が、コンセプトはそっくり。こっちは死体や死骨に憑依する悪霊で、同じく人の幸福感や生きる気力を奪い取る。

現れると冷たい空気に包まれ、霧が立ち込めるなどの描写もよく似ている。

ハリポタと指輪物語の類似点3:区別できてない人もいる?最強魔法使い2人

最強の魔法使いで賢者、ガンダルフとダンブルドア

  • 簡単に説明しよう。
    長い白髭を生やし、ローブを着ていて、年寄りで賢く、魔法のパワーが最強。敵キャラもこの人だけは一目置いている。それが魔法使い。それがガンダルフとダンブルドア。
  • では違いを説明しよう。
    『ロード・オブ・ザ・リング』がガンダルフ!『ハリーポッター』がダンブルドア!!
ダンブルドアとガンダルフの違い
なんで間違われるのかしらと思ってたけどこうやって並べてみると似すぎ〜!©️たまランド

『ロード・オブ・ザ・リング』がガンダルフ!『ハリーポッター』がダンブルドア!!

もう覚えましたね? 

ひどい説明なのでちょっと補足すると、ダンブルドアは、普段は校長先生だし、茶目っ気のあるかわいいおじいちゃんキャラ。一方、ガンダルフって結構感情的ですげー怒ったりもする。一人で長旅に出かける放浪タフじい。

もちろん怒らせれば、どっちもこわい。炎をぐおーってやる。

ハリポタと指輪物語の類似点4:実は全然似てない(笑)クリーチャー枠2人

元ホビットのゴラムと屋敷しもべ妖精ドビー

  • 原作を知らず映画をチラ見したくらいの人には一緒に見えるかもしれない……
  • 両者とも見た目はずるむけで、ガリガリで、目だけ大きく、“ディズニーじゃない系の小人感”を醸し出している。なんで西洋の小人ってこんなに気持ち悪いんだろう(笑) でも、似ているのは見た目だけでコンセプトはかなり違う。
  • 指輪物語のゴラムは、元ホビット。
    その昔はフロドやサムと同じだった。指輪に執着するあまり、生き永らえ、原型が分からないあのような姿になった。どちらかと言うと、敵キャラである。特殊能力は「諦めない心」(笑)
  • 一方、ハリポタのドビーは屋敷しもべ妖精という小さな妖精。
    屋敷しもべは魔法族の召使いで、ゴラムとは違って、実は魔法力がかなり強い。ゴラムは変異体だが、屋敷しもべ妖精はドビーの他にもたくさんいる。ドビーは完全な味方キャラで、ハリーと友情を育む。

見た目以外の共通点は、どちらも物語上かなり重要なポジションにあることである。「(人以外の生物の力を)見くびってはいけない」とダンブルドアも言っていた。

ハリポタと指輪物語の類似点5:番外編その他のキャラクター

  • 巨大グモ
  • トロール
  • ドラゴン(ホビットの冒険とハリポタ)
  • 死者の軍隊(指輪物語)と学校の鎧部隊(ハリポタ)
  • ナズグルの黒い馬(指輪物語)とセストラル(ハリポタ)
  • 木の髭(指輪物語)と暴れ柳(ハリポタ)
  • 大鷲(指輪物語)と不死鳥フェニックス(ハリポタ)   などなど

この辺りはファンタジー界の王道要素なので似ていても仕方ないでしょう!

結論:ロード・オブ・ザ・リングとハリー・ポッターは似ているのか?

個人的には、よく間違われる点に関してはそんなに似ていない。でも逆に、両方の原作を読んでみたら「あれ?こんなに共通点が……」と改めて感心した。

例えば、今回挙げたもので言うなら「ガンダルフとダンブルドア」「ドビーとゴラム」辺りは映画の見た目とファンタジー的な役割が似ているだけで、どちらも大好きな人からしたら全然別物。
でも、「ディメンターと塚人」辺りは、原作を読んで正直びっくりした。真似したとは全然思わないけども、文学少女だったJKローリングさんはやっぱり指輪物語を小さい頃夢中になって読んだだろうなあ……となんかしみじみ思いを馳せた。『指輪物語』自体が一つの神話と言われているくらいだから、もうこのレベルになると、ギリシャ神話とか御伽話とかシェイクスピアみたいなもので盗作とかじゃないもんね。ハリポタは元々大好きだったけど『指輪物語』の偉大さも再発見。

あとは、第一項目で挙げた「友情」が意外ときた!ハリポタは明らかに映画でも友情が描かれているけど、ロードオブザリングはそうでもなかったから、原作を読んで「サムとメリーとピピンもこんなにフロドのことを思ってたのかあぁ!ロン・ハーマイオニー・ハリーの3人組に負けない友情があるじゃないかああー!」……と勝手に一人で熱くなった。そんなワケで一番当たり前っぽい「友情」の項目を一番めにあげさせてもらいました。

さてさて、そんなところで。

今回は『ハリーポッター』と『ロード・オブ・ザ・リング』に出てくる似た登場人物についてまとめました!

第2弾は、エピソードの似ている点「魔法界あるある」をお送りしたいと思います☆

▽ちゃんたまの『ロード・オブ・ザ・リング』考察記事はこちら▽

▼『ハリー・ポッター』考察記事はこちら▼