アベンジャーズに出てくるキャラクター考察特集です。スーパーヒーロー達の出身地・物語の舞台になった世界の国について。海外がテーマのたまランドらしく、世界の国×マーベルキャラクターを掘り下げていきたいと思います!
今回はマーベル映画の中でも初期アベンジャーズメンバーであるアイアンマン・ハルク・マイティソー・キャプテンアメリカ・バートン(ホーク・アイ)・ロマノフ(ブラック・ウィドウ)までを詳しく特集します。
マーベルでは実在する都市がキャラクター設定に使われているのでかなりリアルですが、今回取り上げているのはアベンジャーズ界のお話です。
(映画の撮影場所特集とは違うので注意してくださいね)
アベンジャーズのリーダー的存在「アイアンマン」
トニー・スタークの出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。アイアンマンの舞台についても調べてみました。
「アイアンマン」トニー・スタークの出身地・生まれ
- アイアンマンであるトニー・スタークの出身国はアメリカ。
- 映画『アイアンマン』『アベンジャーズ』シリーズでは、トニーのお父さんであるハワード・スタークの物語も出てきます。キャプテンアメリカが活躍している1940年代にハワードもニューヨークにいることから、息子のトニーの生まれ育ちもニューヨークだと推測できます。S.H.I.E.L.Dの公式プロフィールでも生まれはニューヨーク州のマンハッタンとなっています。アイアンマンはニューヨーカーだったんですね。
マーベル映画『アイアンマン』の舞台となった国・場所
トニーはニューヨーク出身ということが分かりました。次は、映画『アイアンマン』シリーズと『アベンジャーズ』シリーズで、よく出てくるアイアンマンと縁の深い場所を紹介します。
Aのロゴが目印、スターク・タワー
トニー・スタークは、“スターク・インダストリーズ”のCEOで大富豪でもあります。持ちビルは、ニューヨークの中心にそびえ立つ「スターク・タワー」。STARKの文字がぎらぎらに主張していましたが、映画『アベンジャーズ』でロキ率いるチタウリによりビルは破壊され「A」の文字だけが残りました。アベンジャーズのAですね。スターク・タワーはアベンジャーズ映画内では、エンパイアステートビルディングのようなNYのランドマークです。
スターク・インダストリーズの本社は別の場所
スターク社の本社はカリフォルニア州・ロサンゼルスにあります。スターク・タワーはニューヨークに新設されたんですね。
トニー・スタークの自宅がある場所
スターク邸があるのは、カリフォルニア州・マリブ。てっきりニューヨークにあるスタークタワーに住んでいるのかと思ったら邸宅はちゃんとあるんですね。スターク本社と同じカリフォルニア州に豪華な家を持っています。『アイアンマン3』で爆破されちゃったけど大丈夫かな……w
愛国心のシンボル「 キャプテン・アメリカ」
スティーブ・ロジャースの出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。キャプテン・アメリカの舞台についても調べてみました。
「キャプテン・アメリカ」スティーブ・ロジャースの出身地・生まれ
- キャプテンアメリカであるスティーブ・ロジャースの生まれは、ニューヨーク市マンハッタン区ローワー・イースト・サイドとされています。
- 父母は映画中には出てきませんが、アイルランドからの移民だそう。
- MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース=つまりマーベル・スタジオが製作する映画シリーズ)では、キャプテンアメリカ本人が出身をブルックリンだと言うシーンがあります。キャプテンアメリカとスパイダーマンの記念すべき初対面。戦いながら自己紹介する大好きなシーンです。
キャプテン:「根性あるな。出身は?」
スパイダーマン「クイーンズ」
キャプテン「ブルックリン」
映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』にて
- また、映画『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』では、現住所をはっきり言うシーンもあります。
これによると、40年代のキャプテンアメリカは、クイーンズの73番地に住んでいます。
キャプテン・アメリカの出身地は、上記を時系列で整理すると……
出生ローワー・イースト・サイド➡︎育ちブルックリン➡︎40年代(大人)クイーンズ
ということでしょうか? いずれにせよ、これはすべてニューヨーク。
東京で例えると、渋谷-世田谷-品川と移動したような感じです。この経歴は生粋の都民で間違いないでしょ? ということで、キャプテン・アメリカは、生粋のニューヨーカーと言えます。
マーベル映画『キャプテン・アメリカ』の舞台となった国・場所
キャプテン・アメリカはニューヨーク出身ということが分かりました。次は、映画『キャプテン・アメリカ』シリーズと『アベンジャーズ』シリーズで、よく出てくるキャプテンと縁の深い場所を紹介します。
諜報機関S.H.I.E.L.Dの拠点とは
映画『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』では、キャプテンはS.H.I.E.L.Dのフューリーの下で働いています。NYでの戦い後、映画で言うなら『アベンジャーズ』第1作めのあとになりますね。
S.H.I.E.L.Dの拠点があるのは、ワシントンD.C.です。
悪の秘密組織・ヒドラの基地はどこにある?
キャプテンアメリカのシリーズにつきまとうのが、秘密結社ヒドラの存在。「ワルキューレ」「ヒドラ万歳!」などドイツ用語要素が満載なので、舞台もドイツだと思っていました。が、wikipediaさんによると、ヒドラの本拠地はオーストリアにあります。第二次世界大戦下のヒトラーがヒドラのモデルになっているのは明らかで、公式設定もナチスから分離した組織となっているのでドイツというのも間違いではないでしょう。
現代において、ヒドラの基地はソコヴィアとシベリアにあります。
北欧神話がモデルの雷神「マイティ・ソー」
ソーの出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。マイティ・ソーの舞台についても調べてみました。
「マイティ・ソー」ソーの出身地・生まれ
- 国は地球外ですが、アスガルドになります。九つの世界の頂点と言われる“神の国”です。
- ソーは、アスガルド王オーディンの王位を継承する息子。幼少期からアスガルドの王子として育ったれっきとした王族です。
マーベル映画『マイティ・ソー』の舞台となった国・場所
マイティ・ソーの全体的な世界観は、北欧神話がモデルとなっています。北欧神話の起源であるノルウェーに由来があると言えばそうです。
神の国アスガルド
ソーが治める国は、神の国アスガルド。語源は北欧神話の「アースガルズ」。北欧神話では、アース神族の王国とされています。
ヨトゥンヘイム
ヨトゥンヘイムは、アスガルドと同じく架空の国。北欧神話の設定では、「ヨトゥン」と呼ばれる霜の巨人族と丘の巨人族が住む国とされています。映画『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』にも氷の巨人たちが住む世界として登場。
ソーが落下した地球上の場所は
- 映画『マイティ・ソー』第1作めで、ソーが落下したのはニュー・メキシコ。メキシコではありませんよ、アメリカのニューメキシコ州です。
- S.H.I.E.L.Dのフィル・コールソンが調査に向かいます。
緑の怒れる巨漢「ハルク」
ブルース・バナー の出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。ハルクの舞台についても調べてみました。
「ハルク」ブルース・バナーの出身地・生まれ
- ハルクであるブルース・バナーの出身地はオハイオ州。映画を始めとしたハルクの物語で描かれているのは、ハルク変身前の教授時代で、出生について詳しいことは見かけていません。下記のサイトを参照し、オハイオ州とさせていただきました。
参考文献:参考サイト(1)末尾に記載 - かつてのブルース・バナーはカルバー大学で教授をしていました。カルバー大学の所在地はアメリカ・バージニア州ですが、架空の大学です。
マーベル映画『インクレディブル・ハルク』の舞台となった国・場所
ブルース・バナーの出生と育ちは謎多きですが、ハルク以降、映画『インクレディブル・ハルク』『アベンジャーズ』では舞台の国がはっきり描かれています。
ハルクへの変身からブルースが身を潜めていた場所
- 映画『インクレディブル・ハルク』で、ブルース・バナーはブラジルのリオデジャネイロに潜伏しています。その後もブルース・バナーは世間の人を傷つけないため、そして軍から逃れるためにあらゆる場所を転々としていくことになります。
- 映画『アベンジャーズ』では、アベンジャーズを結成するため、S.H.I.E.L.Dのフューリーがヒーロー・超人たちを集めます。ハルクもその候補。ブルース・バナーはインド・コルカタに身を潜めていました。映画では、前回のリオデジャネイロと同じく、雑多でどちらかと言うと発展途上地域に見えました。天才でもあるバナーは医者として人々を助けていました。バナーが潜伏する都市の傾向が見えてきましたね。
- インド・コルカタとは、実はカルカッタ。カルカッタという都市名ならなんとなく耳にしたことがありますね。世界屈指のメガシティ(人口が超多い都市)だそうです。
S.H.I.E.L.Dで最強の女スパイ「ブラック・ウィドウ」
ナターシャ・ロマノフの出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。ブラックウィドウの舞台についても調べてみました。
「ブラックウィドウ」ナターシャ・ロマノフの出身地・生まれ
- ブラックウィドウであるナターシャ・ロマノフの出身地はロシア。名前からも明らかですね。
- ロシアのスパイ養成プログラム・レッドルームで鍛えられていたので、生まれも育ちもロシアだと思われます。
- 世界でも超一流のスパイという経歴から、母国語のロシア語と英語はもちろん、フランス語、イタリア語、ラテン語、ベトナム語、北京語などを話せます。
アベンジャーズ・ブラックウィドウと関連のある国・場所
ブラックウィドウことロマノフはS.H.I.E.L.Dのエージェント、そしてスパイという身分上、世界中の色んな場所に潜入するが仕事です。作品中でも初期の『アイアンマン2』からずっと登場しているため、一番多くの場所に顔を見せているのではないでしょうか。
- 映画『アイアンマン2』では、スターク・インダストリーズ本社で一瞬働いています。
「東京でのモデル経験がある」と言ってましたが、本当なのかスタークに雇われるための出まかせだったのか気になります。
- 映画『アベンジャーズ』では、ハルクを迎えにインド・コルカタまで(ハルクの項参照)。その後、ドイツとNYの戦いにも参加。
- 映画『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、ヨハネスブルグとソコヴィアの戦いにも参加。
- 映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、キャプテンアメリカ達と主にワカンダで戦います。
- シリーズ最後にあたる映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』では、生き残った側でした。フューリーがいなくなった期間、S.H.I.E.L.Dの本部を取り仕切っていたのは、ロマノフ。故郷のロシアには辛いトラウマがあるロマノフ、やはりS.H.I.E.L.Dが一番の居場所だと言えます。
- 『アベンジャーズ/エンドゲーム』でのロマノフの活躍は、後述の「ホークアイ」の項目と合わせて紹介します⬇︎
エージェント・ロマノフについては映画『ブラックウィドウ』で詳細が明らかにされるでしょう。
S.H.I.E.L.Dで活躍する弓矢の戦士「ホークアイ」
クリント・バートンの出身地や活躍する場所・国について、エピソードを紹介します。ホークアイの舞台についても調べてみました。
「ホークアイ」クリント・バートンの出身地・生まれ
ホークアイという異名を持ち、弓矢の戦闘スタイルが印象的なアベンジャーズ、本名をクリント・バートンと言います。映画では多くが語られていないので下記からは原作設定になります。
- クリント・バートンの出生地は、アイオワ州ウェーバリー。ホークアイもアメリカ人ですね。
- 両親を早く失くした孤児であり、コニーアイランドのサーカスに入っていた。コニーアイランドもニューヨークですね。
原作とMCU版の設定は時に異なっていることもあります。ここに書いたのは生まれ育ちの設定なので、MCU版に大きな影響を及ぼすこともないので、一応書いておきました。
アベンジャーズ・ホークアイと関連のある国・場所
- 映画『アベンジャーズ』と『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』では、ナターシャ・ロマノフと同様にアベンジャーズとして戦いました。
- (実はこの後も活躍しますが)『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』で、バートンは家族のために一時引退を決意します。
- アベンジャーズの一時避難にも使われたバートンの自宅はアメリカ・ミズーリ州にあるそうです。
参考文献:参考サイト(3)末尾に記載
2014年のヴォーミアでロマノフとバートンに起こったこと
地球外にはなりますが、ヴォーミアこそナターシャ・ロマノフとクリント・バートンにとって因縁の地と言えます。アベンジャーズの中でも唯一無二の親友だった二人は「愛する者の死という代償」に自分の命を選びます。この時二人は自分が犠牲になるために相手と戦いました。ここでは深く触れませんが、ロマノフに起こった事を考えると、バートンがこのヴォーミアという地を忘れる事は一生ないでしょう。
以上、マーベル映画、初期アベンジャーズ達の出身国や関連する場所についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか? 続編では、映画ごとの舞台や、初期アベンジャーズ以外のメンバーの出身地についてもまとめていきたいと思います!
それでは、今日はこの言葉で
I am Iron Man!☆★
【参考記事】はこちら▽
初心者向けマーベル・アベンジャーズシリーズを心から楽しむ三大鉄則
参考文献:
wikipedia
マーベル映画本編各種ありがとうございました