『ロード・オブ・ザ・リング』キャストたちのかっこいいトリビアを紹介します!
参考文献:映画『ロード・オブ・ザ・リング』DVDの特典映像より
監督も製作会社もマイナーだった
映画『ロード・オブ・ザ・リング』の製作会社はニューライン。
聞いたことあります?(笑)
今ではスターウォーズシリーズの監督まで務めるピーター・ジャクソンも当時は無名同然でした。
数々の製作会社に断られて、絶望していたピータージャクソンは、精細なストーリーボードを持ってニューラインへ。ストーリーボードを見た製作会社ニューラインからの回答はこれまでと少し違いました。「原作が三部作なら映画も三本作ったら?」
これまで断られてきたピーターは驚き、オドオドしながら答えました。「3本作れたら最高でしょうね」と。
レゴラス役のオーランドブルームは学校卒業2日前に採用された
エルフ族の弓矢の戦士、レゴラス役はエルフらしくひときわ美しさか光っていました。いかにもハマり役のレゴラスを演じたオーランド・ブルームは、なんと映画初出演。採用時は演劇学校の学生でした。つまり、ただの素人。
演劇学校卒業2日前にレゴラス役に決まったオーランド・ブルーム。
オーランド・ブルームがインタビューで当時の驚きを振り返っていました。
「電話で6回はエージェントに確認したよ。ホントに僕に決まったって言ったよね?って」
ガンダルフ役のイアン・マッケランは原作を持ち歩いていた
最初は原作を知らなかったというガンダルフ役のイアン。ところが撮影中に本を読み始め、すっかりハマってしまったそう。他の誰よりも詳しくなっていました。
イアン・マッケランは、原作本を片手に持って撮影現場を移動していました。
演技のことで物申したいときは、すかさず原作をスッと取り出し「原作にはこう書いてある」と言ったそうです。演出で他の役者や監督を説得したいとき役に立ったよ、と笑いながら語っていました。
フロドはわずか18歳
主役のフロド・バギンズを演じた俳優イライジャ・ウッドは、当時18歳という若さ。大抜擢ですね!
でも、前述のオーランド・ブルームのように素人だったわけではありません。
イライジャのキャリアは早く、7歳のとき、母親がエージェント登録した頃から俳優業をスタートさせたとか。
主役級の役柄も多く経験しているイライジャですが、それでも『ロード・オブ・ザ・リング』のフロドのイメージが多くの人にとっては強烈です。
キャスト配役の基準は人柄の良さ
キャスト陣の選考基準のひとつには「人柄の良さ」も含まれていたそうです。
「三年間も一緒に過ごさなきゃいけないからそりゃ気持ちいい人たちとやりたい」と監督がインタビューで語っています。
若いホビット俳優…フロド(イライジャ・ウッド)、サム(ショーン・アスティン)、メリー(ビリー・ボイド)、ピピン(ドミニク・モナハン)の4人は特に仲良しで、オフ中もよく遊びに行っていたとか。現実世界でも仲良し4人組だったんですね。
監督ピーター・ジャクソンはリアルホビット?
『ロード・オブ・ザ・リング』は超大作になったが、撮影はおだやかな雰囲気だったとのこと。
モジャモジャひげがトレードマークの監督、ピーター・ジャクソンは、寛容な監督でユーモアを忘れませんでした。
「大冒険でもピリピリせず、情熱とのん気さを兼ね備えるメンタルの強さのは、まるでホビットだ」「見た目もホビットと似てる」とキャストたちからも言われていたんだそうです。確かに…!
以上、映画『ロード・オブ・ザ・リング』三部作より監督&キャストのトリビアでした。
【その他の『ロード・オブ・ザ・リング』関連記事】はこちら▽