ルンペルスティルツスキンについて詳しく『ワンスアポンアタイム』のキャラクター

ディズニーの海外ドラマ『ワンスアポンアタイム』は悪役が非常に魅力的なファンタジードラマ。ドラマの黒幕ミスターゴールドについて紹介しましたが、今回はその裏の顔・ルンペルスティルツスキンのキャラクターとグリム童話の原作、名俳優ロバート・カーライルのトリビアを紹介します。

ルンペルスティルツスキンとは?キャラクターと役割

ルンペルスティルツスキン『ワンスアポンアタイム』のキャラクター©️chantama as tamacoθ
ルンペルスティルツスキン『ワンスアポンアタイム』のキャラクター©️chantama as tamacoθ
  • おとぎ話世界での名前はルンペルスティルツスキン。ディズニーの海外ドラマ『ワンスアポンアタイム』に出てくるメインキャラクター。悪役。
  • 名前と設定の由来はグリム童話「ルンペルシュティルツヒェン」からきている(ルンペルスティルツスキン原作や名前の神秘、ディズニー版とグリム童話版の違いについてはこちら)
  • 『ワンスアポンアタイム』では、最強の魔力を持つ闇王である。
  • 「魔法には対価がつきまとう」が口癖で、人を助ける代わりに常に対価を要求する。

ルンペルスティルツスキンの過去に隠された秘密……

幻想的な廊下

闇王になる前は、戦争から逃げた「臆病者」

闇王になる前のルンペルスティルツスキンは普通の夫であり、父親だった。しかし、戦場で自分の足を傷つけ、戦線離脱して帰ってきた。そのため「臆病者」と呼ばれ、妻に愛想を尽かされる。
今でも「臆病者」と呼ばれることをなによりも恐れ、力に執着している。

短剣で闇王を刺殺すと、闇王になれる

闇王は「闇王の名前が入った短剣」で操ることができる。もしくは、その短剣で闇王を刺殺すと、自分が闇王になる。ルンペルスティルツスキンは、前の闇王を刺し殺し、自分が闇王となった。動機は息子の戦場行きを阻止するためだったが、次第に魔法の力におぼれていく。

ピーターパンの「ワニ」でもある

フック船長とワニ
フック船長とワニ

シーズン3『ワンスアポンアタイム』ネバーランド編では、フック船長に「ワニ野郎」と呼ばれている。ディズニー版『ピーターパン』で、ワニはフック船長の天敵である。ドラマ内でも過去から数十年続く敵同士だ。

美女と野獣の「ビースト」でもある

登場人物ほぼすべてと関わるルンペルスティルツスキンには様々な顔がある。『美女と野獣』のベルとの関係において、ルンペルスティルツスキンはビーストである。

ワンスアポンアタイム美女と野獣のベル
『ワンスアポンアタイム』美女と野獣のベル

 

すべての闇の力はゴールドに通じる?

悪い女王レジーナは、闇王ルンペルスティルツスキンの弟子である。フック船長はゴールドを「ワニ」と呼び、天敵としている。ゴールドは、クルエラ、アースラ、マレフィセントらを召集したこともある。おとぎ話世界でも現実世界でも「悪役(ディズニーヴィランズ)」が出てきたら、ゴールドとなんかしら関係があると思った方がよい。

ルンペルスティルツスキンとゴールドの違い

ミスターゴールドとルンペルスティルツスキンは同一人物であるが、キャラクターは異なる。

ルンペルスティルツスキンはおどけたような仕草で、口調も陽気。原作「ルンペルシュティルツヒェン」がゴブリンだったことからきていると思われる。

一方、ミスターゴールドは、かっこいい老年紳士という雰囲気。高そうなスーツに金色の杖を持ち、スクルージを彷彿とさせる。喋り方も仕草もまったく別人にすら思えるほど。しかし、内側の臆病さ、権力魔力への執着は共通している。

ゴールドとルンペルスティルツスキンを演じ分けているロバート・カーライルは見事というほかない。

ルンペルスティルツスキンの名言

“All magic comes with a price.”
「魔法には常に対価がつきものだ」
by ルンペルスティルツスキン『ワンスアポンアタイム』

このセリフはドラマ中何度も出てくる大切なキーワードである。

ゴールド/ルンペルスティルツスキンを演じる俳優は誰?ロバート・カーライルのトリビア

  • ゴールド/ルンペルスティルツスキンを演じている俳優は、ロバート・カーライル。難しい役や個性的な役に挑戦する名優である。
  • 監督・脚本家らは、ロバート・カーライルを想像しながら、ルンペルスティルツスキンのキャラクターを描いた。しかし、まさか彼が実際に役を受けてくれるとは思わなかった。
  • ルンペルスティルツスキンの初登場シーン。ロバートが演じる迫真のルンペルに、白雪姫役ジニファー・グッドウィンは文字通り震えたそうだ。

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