駄作だと思ってた続編ポカホンタス2が実話だった件!|ディズニープリンセスの歴史

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ポカホンタスの晩年

ポカホンタスはこうして渡英し、イギリスで子供をもうけたそうです。

イギリスでは「ネイティブ・アメリカンの姫」として迎えられたとのこと。政治的なマーケティングに利用された一面はあるものの、結婚したことでポウハタン族とイギリスの間に和平ももたらしたのも事実です。ポカホンタスはこうして歴史に名を残す有名人になりました。

「晩年」と書きましたが、正確には、ポカホンタスは21歳の若さでこの世を去りました。

ここまでたったの21年ですべて経験したのだから、どれほど壮絶な人生だったのでしょうか?

ポカホンタスは幸せだったのか?

ネイティブアメリカンの地

たまエル(漢)
たまエル(漢)

ここからは個人的な感想だけど許してね。

ポカホンタスが幸せだったのかどうかは今となっては分かりません。複数の資料を参照しましたが、どちらともとれるというのが正直な感想です。個人的には、誘拐の後からちょっと辛くなってしまいました。予想がつくと思いますが、壮絶な体験もしたかもしれません。

今回の考察でポカホンタスの人生を知り、「彼女は幸せだったのか不幸だったのか」同じ女性として考えてしまいました。

ポカホンタスに選択の余地が少しもなくて強制だったのだとしたら、やはり可哀想だった。二十歳前の子供の人生としては想像を絶するでしょう。

でも、もしポカホンタスが映画通りの進歩的な女性で、プラス、あの状況に自分の選択の余地がわずかにでも含まれていたなら、幸せだった可能性もあります。

「ポカホンタス=お転婆なイタズラっ子」というあだ名通り、好奇心が強い子なら、結果的に村を出て世界を見る人生は合っていたはず。何より最終的に英国人のジョン・ロルフと結婚したので、妻になっている以上、英国でそれほどひどい扱いではなかったのではないかと思います。親善大使的な役割で歓待されて英国では人気だったようだし、そう思いたいです。

ちなみに、これは事実として、
彼女にはトーマス・ロルフという子供がいて、子孫たちは今もポカホンタスの血筋を誇りに思っているそうです。

これからの映画『ポカホンタス』の楽しみ方

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映画と歴史は違いましたが、映画のポカホンタスは間違いなく進歩的で強い女性でした。映画通りの性格だったら実際の人生も彼女は自分の力で楽しんでいたはず。

ディズニー映画『ポカホンタス』は、理想の世界として見ようと思います。「ポカホンタスが二十歳でジョンスミスと出会っていたらこんな人生だったかもしれない」というifの世界を楽しむのも素敵かも。

あと、今回で『ポカホンタスII/イングランドへの旅立ち』の評価が変わったのも大きかったです。

今度改めて観たくなりました。

ポカホンタス

ディズニーリゾート公式ブログより

今回はちょっと真面目なまとめでしたけども、いかがでしたでしょうか?
ポカホンタス考察第1回目はこちら  『ポカホンタス』どこまで実話?|実在したディズニープリンセスの真実

▼そのほかのディズニーおとぎ話の原作シリーズはこちら▼

 

参考文献:
書籍:「アメリカを作ったもの」ウィリアム・M・トワデル、「アメリカ人の物語」西川秀和
サイト:wikipedia
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